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国有林材の供給調整が原木滞留対策の焦点に 搬出期間延長や見合せなど6月中にも対応方針
全国 国有林
「コロナショック」の影響で木材需要が冷え込み、供給過多になった原木(丸太)が滞留して、材価の下落を招く事態が各地で目立ってきた。林野庁は、今年度(2020年度)第1次補正予算で原木の保管費などへの支
井上雅文・東京大学教授に聞く 林業・木材産業界もSDGsへの対応を急げ!【新春インタビュー】
全国
2015年の国連サミットで打ち出されたSDGs(持続可能な開発目標)への注目度が高まっている。大手企業などが対応を急ぐ中で、林業・木材産業界も取り組みの強化が求められている。では今、具体的に何をすべき
新産業創出へ43法人、38名らで「リグニンネットワーク」設立
全国 木質バイオマス
スギから得られる新素材「改質リグニン」*1を活用した産業創出を目指す産官学の新組織「地域リグニン資源開発ネットワーク(通称「リグニンネットワーク」)が発足した。4月16日に東京都内で同ネットワークの
新林政支える環境税法と経営管理法が施行 9月に初の譲与税交付、自治体は基金設置へ
全国 税制
新年度(2019年度)のスタートと併せ、新たな林政を“両輪”として支える法律が動き出した。今国会で審議されていた森林環境税法(森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律、第597号参照)は3月27日の
世界初、スギリグニンを自動車部品に活用 実車に取り付け評価試験、2022年商品化へ
全国 木質バイオマス
スギから抽出されたリグニンを内外装部品に使った世界初の自動車が誕生した。森林総合研究所を中心とした研究コンソーシアムが進めている「改質リグニン」の実用化プロジェクト(略称「SIPリグニン」)*1*2
全国知事会の「国産木材活用プロジェクトチーム」が始動 首都・東京の呼びかけに42都道府県が賛同
全国
全国知事会(会長=上田清司・埼玉県知事)は、新設した「国産木材活用プロジェクトチーム」の初会合を10月11日に東京都内で開いた。同プロジェクトチームは、首都・東京の呼びかけがきっかけとなって発足し、
2018年夏の林野庁幹部人事異動解説 異例・意外の発令が相次ぐ【緑風対談】
全国 人の動き 国
元林政部長の末松広行氏を次官に抜擢、サプライズ人事が当たり前に 末松広行氏 牧元次長が長官にダイレクト昇格、国有林野部長は小坂氏 名を残した沖氏、牧
「盗伐」が全国的問題に浮上、実態把握へ 宮崎県で異例の逮捕、2月末まで調査
全国 事件・不祥事
森林所有者などに無断で伐採を行う「盗伐」が全国的な問題として浮上してきた。斉藤健農相は、2月6日の閣議後記者会見で、「盗伐」に関する全国的な調査を実施すると表明。林野庁は、都道府県を通じて市町村から
2015年のエネルギー利用チップ量は719万t 全国業者を初調査、建廃由来が6割占める
全国 木質バイオマス
林野庁は、昨年(2015年)1年間にエネルギー利用された木材チップの量が約719万t(絶乾t、速報値)だったと8月24日に発表した。今年(2016年)から始めた「木質バイオマスエネルギー利用動向調査
SGECとPEFCの「相互承認」が成立 国際認証制度に移行、ロゴマーク併用へ
全国 木材・木製品製造業
緑の循環認証会議(SGEC)がPEFCとの間で進めていた「相互承認」の手続きが完了した。6月3日のPEFC総会で、SGECを相互承認することが認められた。 SGECとPEFCアジアプロモーショ
「CLTで地方創生を実現する議員連盟」が発足、会長に石破茂氏
全国 木材・木製品製造業
自民党の衆参国会議員が立ち上げ準備を進めてきた「CLTで地方創生を実現する議員連盟」が5月13日に同党本部で設立総会を開き、正式に発足した。会長に石破茂氏、会長代行に中谷元氏、会長代理に古屋圭司氏、
【後編】リグニンが生み出す新産業 世界初の“安全工場”で地域を創生
全国 木質バイオマス
(前編からつづく)リグニン利用でブレークスルーとなる技術が開発されたことで、日本の森林資源、とくにスギの林地残材に新たな価値が生まれようとしている。
【前編】リグニンが生み出す新産業 “眠れる資源”から高付加価値製品を開発
全国 木質バイオマス
樹木を構成する主要成分でありながら利用が進んでいなかったリグニン。この“眠れる資源”から最先端の製品群をつくり出し、新たな産業を起こそうという大がかりなプロジェクトがスタートしている。原料には国内の森
自民党の農林部会長に小泉進次郎氏、TPP対策に「突貫工事で取り組む」
全国
自民党の農林部会長に、前内閣府政務官の小泉進次郎氏が起用された。小泉氏は、10月27日に開催された同党の農林水産戦略調査会と農林部会の合同会議に部会長として初めて出席し、TPP対策に「突貫工事で取り
【寄稿】「2015林業機械展」の印象と「フォレスター・ギャザリング」初開催の狙い
全国 イベント・祭事
10月11・12の両日、岐阜県高山市で「2015森林・林業・環境機械展示実演会」が行われ、約2万人が来場した。同機械展に参加し、自主企画イベント「フォレスター・ギャザリング」を初開催した相川高信氏(三
森の恵み「フルボ酸」を化粧品にも提供・国土防災技術【突撃レポート】
全国
治山・林道・建設コンサルタントの国土防災技術(株)(東京都港区、柳内克行社長)が森林から得られる「フルボ酸」を用いた新規ビジネスを拡大している。公共事業を中心とした地すべり調査を主業としている同社だが
セルロースナノファイバーで1兆円産業目指す 産官学でフォーラム設立、2030年までに新市場創出
全国 新商品・新製品
樹木や木材などの植物資源を構成している超極細繊維・セルロースナノファイバー(CNF)の実用化に向けた産官学の連携プロジェクトが動き出した。2030年までに1兆円規模の新市場を創出することを目指し、6
国内初の伐木チャンピオンシップ開催、日本代表が決定
全国 イベント・祭事
5月11日と12日の両日、青森市のモヤヒルズで「WLC2014第1回日本伐木チャンピオンシップ(JLC)」が開催された(全国森林組合連合会主催)。9月にスイスで開催される第31回世界伐木チャンピオン
農林水産省が「気候変動適応計画推進本部」設置、2015年夏までに対策
全国 環境保全 国
農林水産省は、新たな地球温暖化対策を検討するため「気候変動適応計画推進本部」(本部長=小里泰弘・農林水産大臣政務官)を設置し、4月25日に第1回会合を開催した。来年(2015年)夏に政府全体の適応計
小宮山宏・プラチナ構想ネットワーク会長に聞く 年間素材生産1億m3で木材輸出国を目指せ!【インタビュー】
全国
地方自治体や企業、大学などで組織する任意団体「プラチナ構想ネットワーク」(会長=小宮山宏・三菱総合研究所理事長・東京大学総長顧問)が「スマート林業ワーキンググループ」を設置して、林業再生に向けた検討作
日本CLT協会が発足、会長に中島浩一郎氏 銘建工業・山佐木材・レングスの3社で立ち上げ
全国 木材・木製品製造業 業界団体
ヨーロッパで普及しているクロス・ラミネイティド・ティンバー(CLT)を国内で開発・実用化することを目指し「日本CLT協会」が発足した。立ち上げたのは、銘建工業(株)(岡山県)、山佐木材(株)(鹿児島
松岡農相が自殺、後任に赤城徳彦氏就任 「緑資源機構は廃止の方向で検討」明言
全国 訃報 事件・不祥事
農林水産省が、かつてない激震に揺れている。松岡利勝農林水産大臣が5月28日に自殺し、後任に、6月1日付けで赤城徳彦衆議院議員が就任。緑資源機構談合事件への対応に追われ、省内に動揺が続く中、新たな体制
急転・混沌続く緑資源機構官製談合事件 大臣自殺の衝撃に揺れる霞が関の現状【緑風対談】
全国 訃報 事件・不祥事
まさか自殺とは…、公団の実力者も身を投げる 師と同じ最後を選んだ松岡氏、特有の人生観か 規制改革会議の廃止・縮小提言は現状追認の側面も まじめに働いている人
花粉症データ問題で林野庁室長ら5人処分 調査チーム報告書と再発防止対策も公表
全国 事件・不祥事
林野庁は4月14日、花粉症特別対策事業の実施効果に関するデータの公表に誤りがあった問題*1で、前造林間伐対策室長(現整備課長)ら5人を訓告や厳重注意などの処分にした。併せて、庁内に設置した「業務デー