全国森林組合連合会(東京都千代田区、中崎和久・代表理事会長)の正会員である兵庫県森林組合連合会(兵庫県神戸市、谷公一・代表理事会長)が3月31日付けで全森連から脱退し、兵庫県森連の大半の事業を引き継いでいる「ひょうご森林林業協同組合連合会」(同、以下「ひょうご森連」と略)が4月1日付けで全森連の准会員として加入する。実質的に全森連の正会員が准会員に入れ替わる初のケースとなる。
全森連は、森林組合系統を代表する中央団体として活動しており(図参照)、45道府県森林組合連合会と東京都森林組合及び大阪府森林組合が正会員となっている。兵庫県森連の脱退によって正会員数は47から46に減少することになる。一方、全森連の准会員は子会社で系統向け保険事業などを行っている組合林業(株)だけだったが、新たに「ひょうご森連」が准会員に加わる。
主要事業を移して系統サービスを維持、発電事業とは切り離す
兵庫県森連は、県や関西電力(株)などと...
『林政ニュース』編集部
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