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経済
NJ素流協の2021年度取扱量が約50万5,000m3に増加、過去2番目
東北地方 木材・木製品製造業
ノースジャパン素材流通協同組合(岩手県盛岡市、鈴木信哉理事長、略称「NJ素流協」)は、5月23日に盛岡市内で開いた第19回通常総会で、直近の事業状況などを報告した。東北地方の素材(丸太)流通の仲介役
初の“純木造”11階建て耐火建築物「Port Plus」が完成【木造新時代】
神奈川県 木造非住宅
神奈川県横浜市に“純木造”の地上11階建て耐火建築物が誕生した。(株)大林組(東京都港区、蓮輪賢治社長)の次世代研修施設「Port Plus」だ。地上部分の構造部材(柱・梁・床・壁)をすべて木材にした
中国木材能代工場の起工式を行う、2024年稼働へ安全祈願
東北地方 木材・木製品製造業
国内製材最大手の中国木材(株)(広島県呉市、堀川智子社長)は、秋田県能代市に新設する国産材工場の起工式を6月8日に行った。佐竹敬久・秋田県知事や齊藤滋宣・能代市長ら約60人が出席し、工事の安全を祈願
「骨太の方針2022」に森林「吸収」への投資を明記
全国 森林の新たな利用 予算・事業
政府は、来年度(2022年度)予算編成の基本方向を示す「骨太の方針2022」(経済財政運営と改革の基本方針2022)を6月7日に閣議決定した。岸田政権として初となる「骨太の方針」では、「新しい資本主
スギ+異樹種などの技術開発を推進─全国LVL協会が2022年度総会を開く
全国 合板・LVL 業界団体
全国LVL協会(中西宏一会長)は、6月6日に東京都江東区の新木場タワーで通常総会を開いた。中西会長は、「ウッドショックが発生してサプライチェーンが崩れるなど、本当に激動する厳しい中でやっていかなけれ
三浦雄一郎会長を再任─全国森林レクリエーション協会【人事・消息】
全国 業界団体
全国森林レクリエーション協会(三浦雄一郎会長)は、6月2日に都内で通常総会を行い、所定の議案を原案どおり承認した。任期満了に伴う役員の改選も行い、三浦会長らを再任した。また、「第34回森林レクリエー
再造林可能な立木価格へ中央団体が「共同行動宣言2022」
全国 林業 業界団体
日本林業協会など中央7団体は6月1日、国産材の増産体制構築に向けた「共同行動宣言2022」に署名し、再造林可能な山元立木価格の実現などを目指すことで合意した。中央団体はこれまでも持続可能な森林経営に関
日本林業協会の事務局長に肥後賢輔氏【人事・消息】
全国 業界団体
日本林業協会(島田泰助会長)は、5月30日付けで事務所を移転し、6月1日付けで事務局長に肥後賢輔氏(前・全国木材組合連合会参与)が就任した。 新住所等は、次のとおり。 〒112-0004
全国工務店協会、木造耐火建築協会も国と「協定」を締結
全国 木造非住宅
農林水産省は5月31日、改正木材利用促進法に基づく「建築物木材利用促進協定」を一般社団法人JBN・全国工務店協会(大野年司会長)及び一般社団法人日本木造耐火建築協会(木村一義会長)との間で締結した(
2021年度『森林・林業白書』がウッドショックへの対応を特集
全国 統計・調査
政府は5月31日の閣議で、2021(令和3)年度の『森林・林業白書』を決定、公表した。木材需給がタイトになっている状況を踏まえ、「2021年の木材不足・価格高騰(いわゆるウッドショック)への対応」と
胆振東部地震を乗り越え新工場稼働!苫小牧広域森林組合【突撃レポート】
北海道 木材・木製品製造業
新千歳空港から車で約1時間半。苫小牧広域森林組合(北海道勇払郡むかわ町、小坂利政・代表理事組合長)の新しい製材工場が5月30日に竣工式を行い、本格稼働に入った。2018年の胆振東部地震で被災した難局を
カラマツ価格上昇で東信木材センターの売上金額が大幅増
長野県 木材流通 業界団体
カラマツ原木(丸太)の供給拠点である東信木材センター協同組合連合会(長野県小諸市)の昨年度(2021年度)の売上金額がこれまでで最高の21億4,500万円に達した。5月30日に開催した第37回通常総
井上・日合連「国産材は国内需要優先で供給を」
全国 合板・LVL 業界団体
日本合板工業組合連合会(井上篤博会長)は、5月30日に東京都内で通常総会を開催した。井上会長は、ロシアの単板輸出禁止について、「月間原木ベースで約4万m3が輸入されなくなる。国産原木のより一層の安定
木青連全国大会を29年ぶりに北海道で開催
北海道 業界団体
日本木材青壮年団体連合会(木青連、東京都江東区)は、5月28日に北海道札幌市で第67回全国会員北海道大会を開催し、全国から約500名が参加した。木青連の全国大会が北海道で行われたのは29年ぶり。4月1
日本特用林産振興会の専務理事に森田一行氏【人事・消息】
全国 特用林産 業界団体
日本特用林産振興会(小渕優子会長)は、5月27日に通常総会を開き、所定の議案を原案どおり承認した。役員の改選も行い、専務理事の山崎信介氏が退任し、後任に森田一行氏(前・全国木材組合連合会常務理事)が
防火規制の緩和、部材の標準化などをCLT議連が「提言」
全国 集成材・CLT
CLTで地方創生を実現する議員連盟(石破茂会長)は、5月26日に東京都千代田区の衆議院第2議員会館で第11回総会を開催した。これまでの取り組みを検証した上で、「中高層建築物の木造化促進についての提言
“鹿角産”にこだわった木製玩具「もりのほうせき」を発売
秋田県 木工品
秋田県の鹿角市(関厚市長)は、森林環境譲与税を活用して木製玩具「もりのほうせき」の製作・販売事業を始めた。「もりのほうせき」は、地場産の広葉樹を中心に1年以上自然乾燥させた木材を加工したバランス積み
目指せ「セーザイ王」! 熊野林星会と三重大学がゲームを開発
中部地方 新商品・新製品
誰でも製材所の経営が体験できる研修用ボードゲーム「セーザイゲーム」が5月13日にリリースされた。開発したのは、三重県熊野市の21業者で構成する熊野林星会と三重大学。競りや木取り、販売といった“木の商
岐阜県版主伐・再造林ガイドライン策定へ、「第4期森林づくり基本計画」スタート
岐阜県 予算・事業
岐阜県は、今年度(2022年度)から新たな「森林づくり基本計画(第4期)」をスタートさせた(計画期間は2026年度までの5か年間)。重点施策のトップに「災害に強い循環型森林づくり」をあげ、「主伐・再
新潟県が新「基本戦略」策定、「“つなぐ”プロジェクト」を展開
新潟県 木材・木製品製造業
新潟県は、新たに策定した「森林・林業基本戦略」の目標達成に向けて、今年度(2022年度)から「“つなぐ”プロジェクト」を全県レベルで展開する。県内の30地区で「森林資源活用プラン」を作成し、森林整備
(後編)ウッドショックにもブレずに合板の可能性を広げる日新グループ【突撃レポート】
中国地方 合板・LVL
(前編からつづく)日本を代表する合板メーカー・日新グループは、原料の8割を国産材に切り替え、月間6万m3強の製品出荷を続けている。コロナ禍など想定外の事態に直面しても、基本的な事業活動に揺るぎはみられ
第15回「世界林業会議」開催、「ソウル森林宣言」を採択
海外 森林経営・管理
FAO(国連食糧農業機関)と大韓民国は、5月2日から6日まで「第15回世界林業会議」をソウルで開催し、141か国から約1万5,000名が参加した(オンライン参加を含む)。同会議は、6年に1回、世界の
未だにくすぶる2.4.5-T系除草剤問題
全国 事件・不祥事
半世紀前に国有林内で使われた「2.4.5-T系除草剤」の処理問題が未だにくすぶり続けている。同除草剤には、製造過程でごく微量のダイオキシン類が含まれていた。ダイオキシン類は、ベトナム戦争時に米軍が使
全国各地に「デジタル林業戦略拠点」創設、予算要求に盛り込む
全国 予算・事業
今年度(2022年度)補正予算と来年度(2023年度)予算要求を睨んだ林政関係の重点事項が固まってきた。新たに「デジタル林業戦略拠点」(仮称)を設けて地域一体となったスマート林業化を推進するほか、森