中国木材能代工場の起工式を行う、2024年稼働へ安全祈願

中国木材能代工場の起工式を行う、2024年稼働へ安全祈願

国内製材最大手の中国木材(株)(広島県呉市、堀川智子社長)は、秋田県能代市に新設する国産材工場の起工式を6月8日に行った。佐竹敬久・秋田県知事や齊藤滋宣・能代市長ら約60人が出席し、工事の安全を祈願。同社にとって東北初進出となる大型加工拠点の建設事業が本格的にスタートした。

新工場は、能代市扇田の県営能代工業団地内につくる。約9万4,000坪の敷地に、製材工場、集成材工場、小径木等未利用材加工施設、木材乾燥場・施設、木質バイオマス発電施設などを一体的に整備し、米代川流域を中心に調達する原木を無駄なく利用できる加工体制を目指す。

まず2024年1月に製材工場を稼働させて40人程度を雇用し、全施設がフル操業に入った段階では約250人を常時雇用することを計画している。

(2022年6月8日取材)

(トップ画像=新工場建設工事の安全を祈願した、画像提供:中国木材 )

『林政ニュース』編集部

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