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経済
木材・木製品製造業


伊万里木材コンビナートに大径木製材工場 最大元口径70㎝まで加工、2023年10月操業目指す
九州地方 木材・木製品製造業
佐賀県伊万里市の伊万里木材コンビナート(伊万里工業団地内)に、最大元口径70㎝まで挽ける大径木製材工場ができる。同コンビナートを構成する西九州木材事業協同組合(伊万里市、石橋正浩代表理事)と中国木材



第2弾「どこでもつな木キット」発売 「地域協力店」も募る
全国 木材・木製品製造業
手軽に木質空間をつくれるユニット「つな木」の第2弾「どこでもつな木キット」が7月19日に発売された。(株)日建設計 Nikken Wood Lab(東京都千代田区、大庭拓也リーダー)が企画・プロデュ


サプライチェーンを広げて「木造ゼネコン」を目指す山大【突撃レポート】
東北地方 木材・木製品製造業
宮城県石巻市で製材・プレカット事業などを行っている(株)山大(髙橋暢介社長)が非住宅市場の開拓に乗り出すなど積極的な経営を展開している。“餅は餅屋”の精神で同業他社との連携を強めながら、地域に軸足を置


MEC Industryの「鹿児島湧水工場」が本格稼働
九州地方 木材・木製品製造業
三菱地所(株)などが出資しているMEC Industry(株)が鹿児島県湧水町で建設を進めていた国産材工場が完成し、6月から本格稼働に入った(同社が5月30日に発表)。年間約5万5,000m3の原木


NJ素流協の2021年度取扱量が約50万5,000m3に増加、過去2番目
東北地方 木材・木製品製造業
ノースジャパン素材流通協同組合(岩手県盛岡市、鈴木信哉理事長、略称「NJ素流協」)は、5月23日に盛岡市内で開いた第19回通常総会で、直近の事業状況などを報告した。東北地方の素材(丸太)流通の仲介役


中国木材能代工場の起工式を行う、2024年稼働へ安全祈願
東北地方 木材・木製品製造業
国内製材最大手の中国木材(株)(広島県呉市、堀川智子社長)は、秋田県能代市に新設する国産材工場の起工式を6月8日に行った。佐竹敬久・秋田県知事や齊藤滋宣・能代市長ら約60人が出席し、工事の安全を祈願


(後編)ウッドショックにもブレずに合板の可能性を広げる日新グループ【突撃レポート】
中国地方 合板・LVL
(前編からつづく)日本を代表する合板メーカー・日新グループは、原料の8割を国産材に切り替え、月間6万m3強の製品出荷を続けている。コロナ禍など想定外の事態に直面しても、基本的な事業活動に揺るぎはみられ


(前編)ウッドショックにもブレずに合板の可能性を広げる日新グループ【突撃レポート】
全国 合板・LVL
昨年(2021)の夏頃から顕在化した合板の不足感が一段と強まっている。堅調な国内需要や輸入合板の減少などを背景にした需給ひっ迫で「合板危機」や「合板ショック」とも呼ばれた状況が未だ落ち着かない中、ロシ



ロシアの林産物禁輸で世界の木材貿易が大変動の恐れ
海外 合板・LVL 事件・不祥事
ロシアのウクライナ侵攻が世界の木材貿易に大きな変動をもたらす恐れが出てきた。ロシア政府は、日本を含む「非友好国」に対して林産物の輸出を禁止することを決定。当面、日本にとっては合板用単板の調達難が問題と



「中之条町木材活用センター」担う人材募集 月給約40万円、課長級待遇で活躍を期待
関東地方 チップ
群馬県北西部にある中之条町(伊能正夫町長)が「木材活用センター」の新設に向けて、運営の中核を担う人材の募集を行っている。同センターは、廃校した旧沢田小学校の校舎とグラウンドを再利用して、木材加工・チ


(後編)「ウッドショック」を超えて 新・国産材時代を展望する【新春鼎談】
全国 木材・木製品製造業
(前編からつづく)コロナ禍の中で起きた「ウッドショック」は、日本の林業・木材産業が抱えている課題をあぶり出し、それを乗り越えなければ先は見えないことを明らかにした。では、次のビジョンを掴むための具体的


(前編)「ウッドショック」を超えて 新・国産材時代を展望する【新春鼎談】
全国 木材・木製品製造業
2022年が明けた。昨年(2021年)は、外材製品をはじめとする木材不足と価格高騰が進み、いわゆる「ウッドショック」に業界全体が揺さぶられた1年だった。これまでの事業戦略を根本から見直すことが迫られて


【キラリと光るこの会社】(株)有賀製材所(長野県伊那市)
長野県 建設
長野県伊那市の(株)有賀製材所(有賀真人社長)は、「丸太1本を使い切る」をモットーに、A材は建築用材、B・C材は梱包用材に製材し、D材は暖房用の薪に加工して有効活用している。 同社の創業は19


ポスト・コロナの中国木材市場 その実情を探る【遠藤日雄のルポ&対論】
全国 木材・木製品製造業
世界を揺さぶっている「第3次ウッドショック」*1の“震源地”は米国である。住宅市場が異常なほどの活況を呈し、これが引き金となって木材不足と材価高騰をもたらした。しかし、もう1つ“震源地”があることを忘


【キラリと光るこの会社】トドマツ大径材を活かす(株)斉藤工業所(北海道旭川市)
北海道 木材・木製品製造業
北海道旭川市で製材工場を運営している(株)斉藤工業所(齋藤行永社長)の創業は1949年。以前は米材やロシア材を挽いていたが、現在は道産のトドマツやエゾマツなどの針葉樹大径材を主体に製材している。年間


JI目指す町田ゼルビアが「木のクラブハウス」建設 「跳ね屋根」にスギCLTとTJIを活用
関東地方 建設
プロサッカーリーグのJ1(1部)昇格を目指しているJ2のFC町田ゼルビア(東京都町田市)がスギCLTなどを使った「木のクラブハウス」を建設している。8月6日に関係者向けの上棟現場見学会が開催された。



静岡県産材で極上のウイスキーづくりに挑むガイアフロー【木で醸す】
中部地方 家具・木工品等製造業
JR静岡駅から路線バスに揺られて1時間余、清涼感に溢れる安倍川の上流域に地場資源にこだわってウイスキーづくりをしている工場がある。創業9年目を迎えたガイアフロー(株)(静岡県静岡市、中村大航・代表取締


信州発!軽トラで移動販売「モバイル木材ショップ」快走中
長野県 事業経営
軽トラックを使って品質の確かな木材を移動販売する「モバイル木材ショップ」が長野県の松本市周辺を運行している。スギやヒノキ、カラマツなどの一般材からエンジュや天然サワラなどの貴重材まで取り揃え、価格や


「阿蘇南郷檜」の知名度と販路が拡大、ブランド化が進む
九州地方 住宅市場
熊本県がブランド化に取り組んでいる「阿蘇南郷檜(あそなんごうひ)」*1が知名度と販路を広げてきている。阿蘇南郷檜は、約260年前の宝永年間から阿蘇地域で直挿しによって植え継がれてきたヒノキの挿し木品


「ウッドチェンジ法」の略称で周知し協定促進、説明会開く
全国 建設 予算・事業
森林(もり)を活かす都市(まち)の木造化推進協議会(前田直登会長)*1*2は、7月14日に「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」に関する説明会を東京都千代


早生樹「テーダマツ」の合板利用を目指す 天竜署管内で現地検証、伐期は25~30年
中部地方 合板・LVL
25~30年程度の伐期で循環利用できるテーダマツの有効活用に向けた取り組みが静岡県内でスタートした。まず合板用材として使うことが検討されている。 テーダマツは、アメリカから持ち込まれたマツ科の


ナイスの筆頭株主にヤマダ、不祥事に区切りつけ新段階へ
全国 事業経営 事件・不祥事
昨年(2020年)3月に組織体制を一本化して再出発したナイス(株)(神奈川県横浜市、杉田理之社長)*1は、7月16日に家電量販店大手の(株)ヤマダホールディングス(群馬県高崎市、三嶋恒夫社長兼CEO


高品質・高級路線を徹底し道産広葉樹を活かす滝澤ベニヤ【突撃レポート】
北海道 合板・LVL
北海道芦別市に本社を置く合板メーカー・(株)滝澤ベニヤ(滝澤量久社長)が高品質・高級路線を徹底して、独自のマーケットを切り拓いている。看板製品である「シナ共芯合板」はm3当たり約30万円、色紙と単板を


ハイブリッド型林業で「磨き丸太」を守る米嶋銘木【突撃レポート】
近畿地方 木材・木製品製造業
明治期前からの山林事業を受け継ぎ、昨年(2020年)7月に法人化した米嶋銘木(株)(京都府京都市右京区、米嶋昌史・代表取締役)が独自の経営スタイルをつくり上げている。地元・京北地域の特産である「磨き丸