手軽に木質空間をつくれるユニット「つな木」の第2弾「どこでもつな木キット」が7月19日に発売された。(株)日建設計 Nikken Wood Lab(東京都千代田区、大庭拓也リーダー)が企画・プロデュースし、三進金属工業(株)(大阪府忠岡町、新井宏昌社長)が販売する。
「どこでもつな木キット」は、45㎜角の一般流通材とクランプ(接合金物)、キャスター(移動用車輪)がセットになっており、30分程度で1畳程度の木質空間をつくることができる。複数の「つな木キット」を連結したり、シートをつけるなど、用途に応じた変幻自在な使い方も可能。価格は一式セットで15万7,300円(税込み、組立運送費別)から。
クランプだけを販売する「地域協力店」も募集しており、地域材を活かした新製品づくりにつなげることも目指す。クランプの販売価格は1個1,650円から2,100円(税込み、送料別)。 大庭拓也リーダーは、「8月からレンタルスキームのトライアルも始める予定。『全国どこでもだれでも』が様々なデザインをし、地域にお金が還るようなものへ育って欲しい」と話している。
(2022年7月19日取材)
(トップ画像=露店風にアレンジした「どこでもつな木キット」)
『林政ニュース』編集部
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