RINSEI News
林政ニュース
7.1.5. 施業地の集約化や事業量の平準化で効率輸送を進める西垣林業【健全で持続可能な原木・製品輸送の発展に向けて】
近畿地方 研究 統計・調査
奈良県桜井市に本社を置く西垣林業株式会社は、9府県に事業拠点を有し、林業経営、素材生産、製材、木材の市売、外材の輸入販売、木材製品の小売販売、建築工事請負、木質バイオマスチップの製造販売など多岐にわた
7.1.4. トラックの大型化などで年間約30万m³の原木を輸送する卓洋運輸【健全で持続可能な原木・製品輸送の発展に向けて】
九州地方 研究 統計・調査
卓洋運輸有限会社は、宮崎県をはじめとした南九州エリアで原木を専門的に運んでいる運送事業者である。年間の原木運送量は約30万m³に上っており、本社を置く林業県・宮崎の年間素材生産量の約7分の1に相当する
7.1.3. 原木の船舶輸送で地理的ハンディを克服する青森県森林組合連合会【健全で持続可能な原木・製品輸送の発展に向けて】
東北地方 研究 統計・調査
青森県森林組合連合会は、県内の森林組合や林業事業体が出材する原木を一括して買い取り、製材工場や合板工場等に販売する仕組みを構築している。原木の年間取扱量は約60万m³に達しており、販売先は県内が6割、
7.1.2. 高速利用と拠点整備で遠隔地への輸送を進める東信木材センター・泉翔
長野県 研究 統計・調査
東信木材センター協同組合連合会(以下「東信木材センター」と略)の主要取扱品目であるカラマツ原木は、各地の合板・LVLメーカーに出荷されている広域流通商品である 。「物流の2024年問題」への対応として
7.1.1. ネットワークを広げ輸送を効率化する東北地区原木トラック運送協議会
全国 研究 統計・調査
東北地区原木トラック運送協議会は、国産材サプライチェーン構築において重要な役割を担う原木トラック運送業の社会的・経済的地位の向上と会員相互の連携強化を目的に2017年9月28日に東北地区の原木運送を営
7.事例紹介【健全で持続可能な原木・製品輸送の発展に向けて】
全国 研究 統計・調査
ここでは、原木及び製品輸送において輸送力の確保や輸送の効率化に取り組んでいる事業者の実践事例を紹介する。 原木輸送では、業界団体による連携強化と要望活動、遠隔地輸送を可能にする拠点展開、トラッ
6.原木・製品輸送に関わる課題【健全で持続可能な原木・製品輸送の発展に向けて】
全国 研究 統計・調査
6.1. 原木輸送特有の課題 原木・製品輸送に関わる課題は様々ある。特に、原木輸送は林道を走行することなどもあり、製品や一般貨物などと異なった課題を持つ。ここでは、原木
5.「原木・製品物流アンケート」の結果【健全で持続可能な原木・製品輸送の発展に向けて】
全国 研究 統計・調査
5.1. 「原木・製品物流アンケート」結果の概要 ここでは、アンケート結果により全国的な傾向を把握可能なNo.1・No.2の結果の一部を報告する。No.3・No.4のア
4.調査手法の概要【健全で持続可能な原木・製品輸送の発展に向けて】
全国 研究 統計・調査
調査は全国規模の「原木・製品物流アンケート」と対面ヒアリングによって行った。「原木・製品物流アンケート」では、「物流の2024年問題」の影響、ヒアリング調査では具体的な対応策などを明らかにすることを
3.「物流の2024年問題」と原木輸送の特殊性【健全で持続可能な原木・製品輸送の発展に向けて】
全国 研究 統計・調査
3.1. 「物流の2024年問題」の概要 「物流の2024年問題」とは、2024年4月から「働き方改革関連法」に基づきトラックドライバーの労働時間に上限規制が厳格に適用
2.実施概要【健全で持続可能な原木・製品輸送の発展に向けて】
全国 研究 統計・調査
2.1. 企画委員会 2.1.1. 設置の目的 「物流の2024年問題」による影響、原木・木材製品の輸送実態の把握に向けて、原
1.はじめに【健全で持続可能な原木・製品輸送の発展に向けて】
全国 研究 統計・調査
1.1. 本事業の背景と目的 1.1.1. 「物流の2024年問題」とは何か 「物流の2024年問題」とは2024年4月から「
2人の「みどりの大使」が山本農林水産大臣政務官を表敬訪問
東京都 イベント・祭事
第3代「みどりの大使」の佐塚こころさんと第2代「みどりの大使」をつとめた安藤きらりさんが3月12日に農林水産省を訪れ、山本佐知子・大臣政務官及び青山豊久・林野庁長官と懇談した。 佐塚さんは、今
(後編)100年企業の北三が目指すツキ板の新地平【遠藤日雄のルポ&対論】
全国 家具・木工品等製造業
(前編からつづく)昨年(2024年)5月12日に創業100年を迎えたツキ板のトップメーカー・北三(株)(東京都江東区、尾山信一・代表取締役社長)は、オイル・ショックとリーマン・ショックという大きな存続
2024年度の緑化功労者に秩父農工科学高森林科学科など
全国 表彰
国土緑化推進機構は、今年度(2024年度)の緑化功労者を決定した(3月14日に発表)。受賞者は次のとおりで、5月25日(日)に埼玉県で開催される第75回全国植樹祭の中で表彰式を行う。・農林水産大臣賞
北海道産のカンゾウを活かしスキンケアブランド立ち上げ―王子ネピア
北海道 特用林産
王子グループの王子ネピア(株)(東京都中央区)は、北海道で栽培した薬用植物・カンゾウのエキスを配合したスキンケア商品を開発した。同社初のスキンケアブランドとして「ネピア 鼻セレブ SKINLISM(
第11回「農中森力基金」の助成先に6件を選定
全国 森林経営・管理
農林中央金庫は、11回目となる今年度(2024年度)の「公益信託農林中金森林再生基金(農中森力基金)」の助成先を3月10日に決定・公表した。今回は16件の申し込みがあった中から6件を採択した。助成総
「木曽悠久の森」10周年記念シンポジウムを開催
長野県 イベント・祭事 国有林
中部森林管理局は、2月20日に長野県上松町で「『木曽悠久の森』10周年記念シンポジウム」を開催し、約200名が参加した。 同局は、ヒノキやサワラなどの木曽五木を含む温帯性針葉樹林の保存・復元を
「エルミアウッド2025」などを訪ねる海外ツアーへの参加者募集中
海外 イベント・祭事
山陽商事(株)は、6月1日(日)から7日(土)までスウェーデンで実施する「林業関連視察ツアー」への参加者を募集している。世界最大規模の林業機械展示会「エルミアウッド(Elmia Wood)2025」
新潟県が2万m3規模の集成材工場建設に向け協議会新設
新潟県 木材・木製品製造業
県産材の需要拡大に向けて集成材工場の建設を検討している新潟県は、年間2万m3程度の構造用集成材を安定供給できる生産体制を構築するため、県内外の関係者が横断的に参加する協議会を来年度(2025年度)に
森本幸裕氏と経塚淳子氏に「第19回みどりの学術賞」を授与
全国 表彰
政府は、19回目となる「みどりの学術賞」を京都市都市緑化協会理事長で京都大学名誉教授の森本幸裕氏(77歳)と、東北大学大学院生命科学研究科教授の経塚淳子氏(65歳)に授与することを決めた(3月7日に
林業安全衛生装備・装置導入に伴う補助事業参加経営体を募集
全国 研修
林野庁は、労働安全対策強化事業の一環として、林業安全衛生装備・装置の導入と労働安全研修をセットで行う認定事業主や選定経営体などを募集している。同事業に採択されると、最大で必要経費の50%の補助が受け
ナイスが和歌山県のかつら木材商店を買収
神奈川県 M&A
大手木材商社のナイス(株)(神奈川県横浜市、津戸裕徳社長)は、和歌山県の(株)かつら木材商店(すさみ町、桂榮生社長)と同社の子会社である(有)きのくに林産加工(同)の全株式を2月26日に取得し、完全
大船渡市の森林被害状況を上空から調査、綾里小路地区で樹木が大規模に焼損
岩手県 災害
林野庁と岩手県は、大船渡市で発生した平成以降最大規模の林野火災*1による森林の被害状況を把握するため、上空からのヘリ調査を3月12日に行った。 同市の三陸町綾里(りょうり)小路(こじ)地区で、