(株)テミクス・グリーン(東京都港区、古森茂幹・代表取締役社長)、(株)セールスフォース・ジャパン(東京都千代田区、小出伸一・代表取締役会長兼社長)、(株)北洋銀行(北海道札幌市、津山博恒・締役頭取)、(株)北海道共創パートナーズ(同、岩崎俊一郎・代表取締役社長)、(株)マプリィ(兵庫県丹波市、山口圭司・代表取締役)の5社は、3月13日に北海道頓別町と林業DXの実現に向けた協定を締結した。
テミクス・グリーンとセールスフォース・ジャパン及びマプリィは、林業DXとJ-クレジットの創出から流通まで手がけるプラットフォームを構築し、北洋銀行と北海道共創パートナーズが創出するJ‐クレジットを道内の事業者に販売してカーボン・オフセットを進める。
同様の事業スキームは、島根県など10以上の地域で展開されている。きっかけとなったのは、テミクス・グリーンの親会社である住信SBIネット銀行とマプリィによる2023年6月の資本業務提携で、既存業務のDX化とカーボンクレジット事業をセットで行えるようになった。
マプリィの測量技術は既存技術と比べ大幅にコスト削減できることが“ウリ”であり、担当者は、「問い合わせが続々ときている」と話している。
(2025年3月13日取材)

『林政ニュース』編集部
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