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林政ニュース



森林整備補助金のデジタル申請促進へ、初のガイドラインを策定
全国 森林経営・管理 予算・事業
林野庁は、新たに「森林整備事業における補助金のデジタル申請・検査ガイドライン」を策定し、3月31日付けで公開した。 森林整備事業は全国各地で年間10万件程度実施されているが、補助金申請は紙ベー


2025年度の森林インストラクター資格試験日程が決まる
全国 研修 業界団体
全国森林レクリエーション協会は、今年度(2025年度)の森林インストラクター資格試験の日程を決めた。申込期間は6月1日(日)から7月31日(木)までで、9月28日(日)に1次試験(筆記)、11月15



(中編)約1万haの社有林を“活かす”中国木材【遠藤日雄のルポ&対論】
熊本県 苗木生産・育種
(前編からつづく)2011年から森林の取得を進めている中国木材(株)(広島県呉市、堀川保彦・代表取締役社長)は、すでに約1万haの社有林を擁する“山持ち”になっている。それも、ただ「山を持っている」の



森林施業プランナー105名、森林経営プランナー38名を新たに認定
全国 人の動き 業界団体
森林施業プランナー協会(東京都千代田区、中崎和久理事長)は、昨年度(2024年度)に森林施業プランナーを105名、森林経営プランナーを38名、新たに認定した(3月31日に発表)。これで累計認定者は、



今必要な林業アイテムはこれ!──ノースジャパン素流協が林業講演会開く
岩手県 セミナー・シンポジウム 業界団体
ノースジャパン素材流通協同組合(岩手県盛岡市、鈴木信哉理事長)は、3月25日に盛岡市内のホテルで「本当は気づかう必要のある林業アイテムはこれだ」をテーマにした林業講演会を開催し、オン



第3回「サザエさん一家の“もりのわ”話」吹き出しコンテストへの参加作品募集
全国 コンテスト
林野庁と長谷川町子美術館は、3回目となる「サザエさん一家の“もりのわ”話」吹き出しコンテストへの参加作品を募集している。人気漫画「サザエさん」から選んだ4種類の4コマ漫画の吹き出しにマッチするセリフ


あくなき挑戦で事業領域を広げる幸の国木材工業(株)【突撃レポート】
熊本県 木材・木製品製造業
熊本県山鹿市の旧鹿北町周辺は、「肥後杉(あやすぎ)」など優良材の産地として知られ、森林資源を有効利用して林業の振興を図ることが長年の課題となっている。この課題に答えを出すべく、地場産材の中核加工拠点と


東京大学名誉教授の太田猛彦氏に「第34回みどりの文化賞」
全国 表彰
国土緑化推進機構は、34回目となる「みどりの文化賞」を東京大学名誉教授の太田猛彦氏(83歳)に贈ることを決めた(4月2日に発表)。 太田氏は、東京農工大学、東京大学、東京農業大学で約40年間に



ドイツの見本市に初の岐阜県ブース、一般消費者が木製品に高評価
岐阜県 イベント・祭事
岐阜県は、3月にドイツのシュトゥットガルトで開催されたデザイン見本市「BLICKFANGブリックファング) STUTTGARTシュトゥットガルト) 2025」に初めて独自のブースを設けた。県産木製



岐阜県が「エネルギーの森づくりの方針」を策定、全国初
岐阜県 木質バイオマス
岐阜県は、増加するエネルギー需要に応え、燃料材主体でも収益が得られる森林の経営・管理を目指して、「エネルギーの森づくりの方針」を新たに策定した(3月14日に発表)。早生樹の育成適地などで短伐期林業を推


森林経営管理法・森林法改正案が衆議院を通過
全国 法律・制度
森林の集積・集約化を進める「新たな仕組み」の創設などを盛り込んだ森林経営管理法及び森林法の一部改正案が4月11日の衆議院本会議で賛成多数で可決され、参議院に送られた。れいわ新選組と日本共産党は反対し



「大船渡市林野火災を踏まえた消防防災対策のあり方に関する検討会」が第1回会合を開く
全国 災害 国
消防庁と林野庁は、新設した「大船渡市林野火災を踏まえた消防防災対策のあり方に関する検討会」(座長=関澤愛・NPO法人日本防火技術者協会理事長・元東京理科大学教授)の第1回会合を4月11日に開いた。



ソマノベースが4月23日に「緑化」をテーマにした無料ウェビナー開催
大阪府 セミナー・シンポジウム
(株)ソマノベース(和歌山県田辺市)は、4月23日(水)正午から無料ウェビナー:第2回「森に関わるナレッジをオープンにしよう。」を開催する。全国で緑化活動を行っているロンタイ(株)(大阪府守口市)と



林木育種センターがエリートツリー由来の少花粉スギ品種を開発、全国初
全国 苗木生産・育種
林木育種センター(茨城県日立市)は、全国で初めてエリートツリー由来の少花粉スギ品種「スギ林育2-273」を開発したと3月27日に発表した。 「スギ林育2-273」は、関東育種基本区から選抜


全国の森林組合数は602に減少、経営規模も縮小─2023年度調査
全国 業界団体
農林水産省は、「森林組合一斉調査」の2023年度の結果を3月25日に公表した。 同年度における全国の森林組合数は602組合で、前年度(2022年度)より5組合減少した。また、生産森林組合の数は



5月29日に「2025年度第1回木質バイオマス利用研究会」を開催
東京都 セミナー・シンポジウム
森林利用学会は、5月29日(木)午後1時から東京都文京区の東京大学農学部フードサイエンス棟中島ホールで「2025年度第1回木質バイオマス利用研究会」を開催し、オンライン配信も行う。宇都宮大学の有賀一



中高層木造建築物の床面積が減少、第5回木材利用促進本部を開く
全国 木造非住宅
6省庁で構成している木材利用促進本部(本部長=江藤拓・農林水産大臣)は、3月26日に第5回会合を農林水産省で開き、都市(まち)の木造化推進法に基づく最新の取り組み状況を検証した。 同法を根拠と


森林経営管理法・森林法改正案が衆議院で審議入り
全国 法律・制度
林野庁が今国会に提出している森林経営管理法及び森林法の一部改正案が4月8日に審議入りした。同日の衆議院農林水産委員会で江藤農相が趣旨説明(提案理由説明)を行い、森林の集積・集約化を進めるために「新た


林野庁の2025年4月人事で動いた主な顔ぶれ【緑風対談】
全国 イベント・祭事 国
2025年4月1日付けで林野庁の人事異動が発令されました。「動かなかった人」も含めて、主な人物の異動評をお届けします。



テミクス・ グリーン、セールスフォースら5社が頓別町と協定締結
北海道
(株)テミクス・グリーン(東京都港区、古森茂幹・代表取締役社長)、(株)セールスフォース・ジャパン(東京都千代田区、小出伸一・代表取締役会長兼社長)、(株)北洋銀行(北海道札幌市、津山博恒・締役頭取



改正クリーンウッド法施行、合法性確認を「義務付け」
全国 法律・制度
違法伐採対策を強化する改正クリーンウッド法が4月1日に施行された。川上・水際で合法性の確認を義務化する条項を新たに設け、合法木材の普及拡大を目指すことにしている。林野庁は同日付けで、同法に基づいた事



4月9日にオンラインで「原生林を燃やす日本のバイオマス発電」開催
海外 セミナー・シンポジウム
地球・人間環境フォーラムは、4月9日(水)午後4時からオンラインで「原生林を燃やす日本のバイオマス発電~カナダの燃料生産地視察報告会」を開催する。 鈴嶋克太(地球・人間環境フォーラム)、伊藤健次(写



日鉄興和不動産初の大型木造賃貸マンションが完成
東京都 木造非住宅
総合デベロッパーの日鉄興和不動産(株)(東京都港区)が東京都目黒区で建設していた木造賃貸マンション「リビオメゾン大岡山」が完成し、3月5日に報道関係者に公開された。同社として初めての大型木造物件で、



「4号特例の縮小に対応できる構造計画オンデマンド講座」の期間を延長
全国 セミナー・シンポジウム 法律・制度
日本住宅・木材技術センターは、1月から無料配信してきた「4号特例の縮小に対応できる構造計画オンデマンド講座」を来年(2026年)3月31日まで続けることにした。当初は今年(2025年)の3月末で終了