RINSEI News
林政ニュース



改質リグニンの量産へ、約22億円を投じ工場(実証プラント)新設
全国 研究
スギを原料とする新素材「改質リグニン」*1*2を量産してコストダウンを図る大型プロジェクトがスタートする。 農林水産省は10月8日、中小企業イノベーション創出推進事業(SBIR)の第2回公募結果を発表


【訃報】加藤知成さん(かとう・ともなり=カリモク家具(株)取締役相談役)
中部地方 人の動き
病気療養中のところ10月20日に死去。86歳。カリモクグループの中核を担うとともに、日本家具産業振興会の会長もつとめた。 (2024年10月21日取材)



川崎駅前に地域材を活かした「パークレット」オープン
関東地方 イベント・祭事
神奈川県の川崎駅前で、地域材を活用した「社会実験」が10月19日にスタートした。7月1日に市制100周年を迎えた川崎市*1が「全国都市緑化かわさきフェア」の一環として、市役所通りの歩道の一部をパークレ


霧島酒造がJ-クレジットを使い再造林に協力、15年間で7万t購入へ
九州地方 カーボン・クレジット
焼酎のトップメーカーとして知られる霧島酒造(株)(宮崎県都城市、江夏順行社長)は、都城森林組合(同、志々目道夫組合長)及び農林中央金庫(東京都千代田区、奥和登理事長)との間で9月20日に「都城地域の


「山・森・人フォトコンテスト」を初開催、参加作品募集中
全国 コンテスト 業界団体
全国林業研究グループ連絡協議会は、初の「山・森・人フォトコンテスト」を開催する。林業での日々の楽しさや森林の美しさなどを伝える写真(画像データを含む)を広く募り、最優秀賞(林野庁長官賞、1点)などを


下川町の熱電併給発電所が新体制で再出発 北の森グリーンエナジーが安定稼働を担う
北海道 事業承継 事件・不祥事
北海道の下川町で2019年4月から稼働してきた熱電併給型の木質バイオマス発電所が来年(2025年)1月から新たな体制で再出発する。 同発電所は、三井物産(株)(東京都千代田区)と北海道電力(株



西海市産ヒノキを活かす「タイニーハウスデザインコンテスト」への参加作品募集
九州地方 コンテスト
長崎県の西海市は、同市産ヒノキを活用する「さいかいタイニーハウスデザインコンテスト2024」への参加作品を募集している。「観光」をテーマに、タイニーハウス(小さな小屋タイプの家)のデザインのほか、「



「インパクト投資」に対応した木材利用の拡大を─CSRデザイン環境投資顧問の堀江隆一氏がウッド・チェンジ協議会で講演
全国 建設
「民間建築物等における木材利用促進に向けた協議会」(通称:ウッド・チェンジ協議会、会長=隅修三・東京海上日動火災保険相談役)は、9月27日に7回目の会合を農林水産省で開き、CSRデザイン環境投資顧問


11月16日に仙台市で全国育樹祭プレイベント「国民参加の森林づくりシンポジウム」開催
東北地方 イベント・祭事
宮城県などは、第48回全国育樹祭の1年前プレイベントとして「国民参加の森林(もり)づくりシンポジウム」を11月16日(土)午後1時30分から仙台市の東北大学百周年記念会館川内萩ホールで開催する。メイ



(後編)破竹の勢いで日本の山を動かすBPTグループ【遠藤日雄のルポ&対論】
中部地方 木質バイオマス
(前編・中編からつづく)木質バイオマス発電を手がけるバイオマスパワーテクノロジーズ(株)(三重県松阪市、北角強・代表取締役社長)などで構成しているBPTグループは、森林の管理・経営や燃焼灰の再利用など



「木育」20周年記念イベント「木育NEXT50~つながり~」を11月10日に札幌市で開催
北海道 イベント・祭事
北海道で生まれた「木育」が今年度(2024年度)で20周年を迎えていることを記念するイベント「木育NEXT50~つながり~」が11月10日(日)午前10時から札幌市の北海道大学学術交流会館小講堂で開


中国木材能代工場の第1期完成披露式を開く
東北地方 木材・木製品製造業
国内製材最大手の中国木材(株)(広島県呉市、堀川保彦社長)が秋田県能代市で建設を進めている大型工場*1の第1期工事が完了し、10月11日に完成披露式が行われた。 同工場は2022年に着工し*2、今年(



宮林茂幸・東京農大名誉教授と土屋俊幸・東京農工大名誉教授が初対談、皆様からのご質問を受け付けています!
全国 イベント・祭事
『林政ニュース』では、東京農業大学名誉教授の宮林茂幸氏と東京農工大学名誉教授の土屋俊幸氏による初めての対談「森の活かし方の半世紀を辿る」を行い、12月下旬に本サイトで公開することにしています。


輸入ペレットが580万3,000tに増加、自給率は2.7%にダウン──2023年調査
全国 木質バイオマス 統計・調査
燃料材の大半を占める木質ペレットの自給率が下がり続けている。 林野庁がまとめた木質ペレット(木質粒状燃料)に関する最新の調査結果によると、2023年の国内生産量は対前年(2022年)比0.4%


第18回「本多静六賞」の候補者を11月29日まで募集中
関東地方 イベント・祭事
埼玉県と久喜市は、18回目となる今年度(2024年度)の「本多静六賞」の受賞候補者を募集している。同県にゆかりがあり、森林・緑に関する学術研究や実践活動で功績のある個人または団体を選び、賞状と副賞(



第35回世界伐木チャンピオンシップ(WLC)で日本チームが健闘 レディースクラスで武藤唯選手が初の総合3位に入る
海外 人の動き
9月19日から22日までオーストリアのウィーンで開催された「第35回世界伐木チャンピオンシップ(WLC)」で、レディースクラスに出場した武藤唯選手((株)秋山林業、福島県)が同クラスの総合3位になり


10月11日~15日に東京・新宿で「みやざき乾しいたけフェア」
東京都 きのこ・山菜
宮崎県は、東京都新宿区の新宿みやざき館KONNEで「みやざき乾しいたけフェア」を10月11日(金)から15日(火)まで開催する。乾しいたけ掴み取りや試食、加工品の販売などを実施するほか、12日(土)


山大(石巻市)が「とうほくSDGsアワード大賞」を受賞 創業地の飯野川小学校にRPL成形の木製天板を寄付
東北地方 家具・木工品等製造業
宮城県石巻市の(株)山大(髙橋暢介社長)が「とうほくSDGsアワード2024」の大賞に輝き、9月28日に仙台市内で表彰式が行われた。受賞理由は、「学童机に地元産の木のぬくもりを」。 同社は、県



【譲与税を追う】高知県安芸市─森とまちと海をつなぐ「流域構想」を推進
四国地方 内装木質化 税制
高知県東部の中心都市である安芸市は、年間を通じて豊かな陽光に恵まれ、雪もほとんど降らない。その温暖な風土が進取の気性を育むのか、同市はジャーナリストの黒岩涙香など数多くの偉人や著名人を輩出している。な


すぎ中丸太価格は0.6%ダウンの1万5,500円――2024年9月調査
全国 統計・調査
農林水産省は、今年(2024年)9月時点の木材価格(m3当たり)に関する調査結果を10月7日に公表した。素材価格は、すぎ中丸太が前月より0.6%ダウンの1万5,500円、ひのき中丸太は同1.4%アッ



人材確保の新たな仕組みが動き出す・その1 特定技能&技能実習制度見直しのポイント【緑風対談】
全国 法律・制度
林業・木材産業が抱える人手不足問題の解消に向けて、外国人材の受け入れ拡大に必要な制度改正が行われました。業界関係者にとって待望の見直しです。ですが、見直しの中身はとてもわかりにくい。ここで「責任者出て



「森林環境税を見える化する」をテーマに「九州森林フォーラム」開催
九州地方 イベント・祭事
NPO法人九州森林ネットワークは、10月26日(土)午前10時から福岡市の福岡県中小企業振興センタービル(2階)で「第29回九州森林フォーラム」を開催する。「森林環境税を見える化する」をテーマに、石



東京開催の就業相談会「森林の仕事ガイダンス」に約700人来場、地域色をPR
関東地方 イベント・祭事
林業就業相談会「森林の仕事ガイダンス」(全国森林組合連合会主催)が9月21・22日に東京都千代田区の東京国際フォーラムで開催され、2日間で約700人が相談のため来場した。「はじめよう、林業ライフ」を



「あきた森林づくりカレーうどん」発売! 売上げで再造林に協力、年末まで限定販売
東北地方 林業
売り上げの一部を再造林支援に充てる全国初のカレーうどん(カップ麺)が10月1日に秋田県内で発売された。同県再造林推進協議会(秋田市、小松佳和会長)が企画し、(株)神室のめぐみ(湯沢市、橋本久信社長)