「インパクト投資」に対応した木材利用の拡大を─CSRデザイン環境投資顧問の堀江隆一氏がウッド・チェンジ協議会で講演

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「インパクト投資」に対応した木材利用の拡大を─CSRデザイン環境投資顧問の堀江隆一氏がウッド・チェンジ協議会で講演

民間建築物等における木材利用促進に向けた協議会」(通称:ウッド・チェンジ協議会、会長=隅修三・東京海上日動火災保険相談役)は、9月27日に7回目の会合を農林水産省で開き、CSRデザイン環境投資顧問(株)の堀江隆一社長を講師に招いて、木材利用を巡る最新状況などについて学んだ。

講演する堀江隆一・CSRデザイン環境投資顧問(株)社長

堀江社長は、ESG投資の推進がグローバル企業のスタンダードになっていることを解説した上で、従来からのLCA(ライフサイクルアセスメント)に時間軸評価を加えた「ダイナミックLCA」など新しい評価方法が普及していることなどを紹介。世界の潮流は、ESG投資から「投融資リターンを犠牲にしないインパクト投資にシフトしてきている」と指摘した。また、住宅・不動産投資では、健康とウェルビーイングや、生物多様性保全に配慮することが求められるようになっており、その“文脈”に沿って国産材利用の拡大を図る必要があると強調した。

(2024年9月27日取材)

(トップ画像=「インパクト投資」の概念図)

『林政ニュース』編集部

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