傾斜45度の急斜面も克服、「スパイダー」の現地検討会を行う

福島県 林業機械

関東森林管理局の福島森林管理署白河支署(飯村善美支署長)は、12月2日に福島県古殿町内の国有林で、「スパイダー」と呼ばれる4輪多関節型作業機械などを使った作業システムの現地検討会を行い、関係者ら約80人が参加した。

スパイダーは、4輪駆動のタイヤが付いた4本の脚がそれぞれ独立して稼働することで、最大傾斜45 度の斜面でも走行できる能力を持つ。従来の重機では難しかった急傾斜地での作業が可能になるとともに、木材搬出のための森林作業道を極力作設しないことで林地を保全できるメリットがある。

12月2日の現地検討会は、スパイダーを所有する(株)アメリカ屋(福島県郡山市)の協力を得て行ったもので、スパイダーにハーベスタヘッド(WOODY50)を装着して立木を伐採し、スキッダ(PALFINGER EPSILON社製)で集材する一連の作業を行い、実用性などを確かめた。

急傾斜地を克服できる作業システムを実演した

同支署では、今後も最先端の高性能林業機械に関する現地検討会を行っていくことにしている。

(2025年12月2日取材)

(トップ画像=急傾斜地でも走破できるスパイダー)

『林政ニュース』編集部

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