「桐と桐の恵みを『おこす』植樹祭」を開催、琴演奏と野点も行う

福島県 特用林産

会津里山森林資源育成研究会(福島県喜多方市、星比呂志会長)は、西会津町にあるふるさと文化財の森「西会津のキリ林」で、11月22日に「桐と桐の恵みを『おこす』植樹祭」を行い、約50名が参加した。

「会津桐」の再興に取り組んでいる同研究会は、毎年秋に植樹イベントを行っており、今回で通算5回目となった。

通算5回目となった桐の植樹祭

11月22日の植樹祭では、同研究会と会津農林高校が連携して育成した12本の「桐玉植苗」を植え付けた。その後、文化庁観光文化コーディネーターの丸山直樹氏が基調講演し、会津農林高校と東京農業大学、林木育種センターの代表者が桐の利活用に関する活動状況を報告した。また、東京邦楽器商工業協同組合と裏千家茶道教授・宮崎宗伊氏のコラボレーションによる琴演奏と野点(のだて)も行い、関係者らが交流を深めた。

(2025年11月22日取材)

(トップ画像=植樹地で琴演奏と野点も行った)

『林政ニュース』編集部

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