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林政ニュース



被災木の迅速処理や木材資源の社会的備蓄が必要─2025年度予算編成に向けJAPICが提言
全国 予算・事業
経済界のシンクタンクであるJAPIC(日本プロジェクト産業協議会)の森林再生事業化委員会(委員長=酒井秀夫・東京大学名誉教授)は、来年度(2025年度)予算編成を視野に入れた新しい政策提言をまとめ、



「玉ねぎネット資材」でシカ被害対策を手軽にコストダウン
関東地方 研修 国有林
群馬県フォレスター等民国連携推進連絡会(略称「ぐんまフォレスター連絡会」、会長=野畑直城・群馬森林管理署長)*1は、「玉ねぎネット資材」を活用したシカ被害対策をテーマにした今年度(2024年度)の技



「やまぐちフォレストJV」を6か所で構築 “垣根”を乗り越え「成長型林業」実現
中国地方 林業 予算・事業
山口県は、再造林の促進や林業経営の収支改善など「成長型林業」の実現に向けて、森林組合や林業事業体などが“垣根”を超えて連携・協働する「やまぐちフォレストJV」を構築する事業をスタートさせた。県内の6


【人事・消息】日本自然保護協会の理事長に土屋俊幸氏
関東地方 人の動き 人事
東京農工大学名誉教授で林政審議会会長の土屋俊幸氏が公益財団法人日本自然保護協会(NACS-J)の理事長に就任した(6月28日の臨時理事会で選任)。同協会のトップに社会科学系の研究者が就くのは初めて。



木青連全国大会を22年ぶりに長野県で開催 甲村新会長(奈良県)が「正しい姿勢」強調
全国 イベント・祭事 業界団体
日本木材青壮年団体連合会(木青連、東京都江東区)は、6月8日に長野市芸術館(長野県長野市)で「第69回全国会員長野大会」を開催し、全国から約500名が参集した。 同大会が長野県で行われたのは2



林野庁人事異動(2024年7月1日付け)
全国 転職・異動 人事
●林政部・企画課課長補佐・企画第1班担当(経営企画課課長補佐・経営計画班担当)三谷智典課長補佐・年次報告班担当(計画課森林計画官)市川隆史 ・経営課課長補佐・組合組織班担当(研究指導課課長補佐



【速報】農林水産事務次官に渡邊毅氏、林野庁長官の青山豊久氏は留任
全国 人の動き
坂本哲志・農林水産大臣は、6月28日の閣議後記者会見で、7月5日付けで発令する幹部人事異動を明らかにした。事務次官の横山紳氏が退職し、後任には大臣官房長の渡邊毅氏を起用する。林野庁長官の青山豊久氏は


注目のゆめが丘駅前に相鉄グループ初の木造マンションが完成
関東地方 建設
鉄道・バスや不動産事業などを展開している相鉄グループの相鉄不動産(株)(神奈川県横浜市、鈴木正宗社長)は、同グループ初となる5階建て木造マンション「KNOCKS(ノックス)ゆめが丘」を横浜市泉区のゆ



7月から全国7か所で「林業労働災害撲滅研修」開催
全国 人の動き
林業技能教育研究所とフォレストバリュー(株)、(株)森林環境リアライズは、今年度(2024年度)の「林業労働災害撲滅研修」を佐賀県や奈良県など全国7か所で7月から12月にかけて開催する。労働安全に関



和歌山県最大規模のJ-クレジット創出へ、森林と緑の公社とENEOSが協定
東京都 カーボン・クレジット
わかやま森林と緑の公社(和歌山県紀の川市)は、石油元売り大手のENEOS)(株)(東京都千代田区)と「森林を活用した脱炭素社会の実現」に向けた連携協定を6月5日に締結した。 同公社が管理してい


(中編)100年企業の銘建工業が描く“次の戦略”【遠藤日雄のルポ&対論】
中国地方 木材・木製品製造業
(前編からつづく)100年企業の銘建工業(株)(岡山県真庭市)を率いる中島浩一郎・代表取締役社長は、「年間約80万戸という新設住宅着工戸数が20年もしたら50万戸に減ることは目に見えている」と断言し、


7月16日に「CLTパネル工法 普及モデル」オンラインセミナー
全国 イベント・祭事 業界団体
日本住宅・木材技術センターと日本CLT協会は、林野庁補助事業による「CLTパネル工法 普及モデル~4階建て中規模オフィス~セミナー」を7月16日(火)午後2時からオンライン(Zoomウエビナー)で開



住友林業が伐採・造林事業を再開、再発防止策まとめ森林経営計画認可
全国 事業経営 事件・不祥事
森林法違反による行政処分で森林施業などを中断していた住友林業(株)(東京都千代田区、光吉敏郎・代表取締役社長)*1が6月から事業を再開した。森林法違反を引き起こした原因を分析して再発防止策をまとめた


日本橋三越本店で国産材製品紹介、小池都知事と山本中央区長が対談
関東地方 イベント・祭事
一般社団法人GREEN(東京都港区、武田佳代・代表理事)*1は、東京都中央区の日本橋三越本店本館1階で国産材展示イベント「GREEN〜木の未来と暮らす〜」を6月19日から25日まで開催した。



「骨太の方針2024」に経営管理法の改正を明記 花粉症対策を継続、次期「強靭化5か年対策」づくりへ
全国 予算・事業
政府は、6月21日の閣議で「骨太の方針2024(経済財政運営と改革の基本方針2024)」を決定し、来年度(2025年度)予算編成にあたって重視する政策課題などを示した。 林政関連では、森林経営



林野庁人事異動(2024年6月24日付け)
転職・異動 国
林政部林政課課長補佐・総括(大臣官房政策課企画官)吉澤真農産局総務課課長補佐・総括班担当(林政部林政課課長補佐・総括)萱嶋富彦



かごしま林業大学校が7月20・21日にオープンキャンパス開催
九州地方 人の動き 都道府県
鹿児島県は、来年(2025年)4月に開校するかごしま林業大学校のオープンキャンパスを姶良市の「森の研修館かごしま」で7月20日(土)・21日(日)に開催する(両日とも午後1時から3時30分まで)。高


7月23~27日に「京都の林業の魅力丸ごと体験会」を開催
近畿地方 イベント・祭事
京都府は、7月23日(火)から27日(土)まで、4泊5日で「京都の林業の魅力丸ごと体験会」を開催する。京都府立林業大学校への体験入校や京丹波町内での林業体験(ひも枝打ちや森林測量など)、カヌーやバー



東京都内で「ATENOTE」復興支援コンサートを開く
東京都
石川県金沢市のフルタニランバー(株)(古谷隆明・代表取締役社長)がプロデュースしている能登ヒバ(別名:アテ)の楽器を使ったプロジェクト「ATENOTE」*1の復興支援コンサートが6月14日から23日



世界初の木造人工衛星が完成、京大と住友林業がJAXAに引渡す
東京都 研究
京都大学と住友林業(株)が2020年末から取り組んできた世界初の木造人工衛星「LignoSat(リグノサット)」*1が完成し、6月4日にJAXA(宇宙航空研究開発機構)に引き渡された。 木造人



未利用材を“屋外”で活かす! RPL成形を駆使するe2m(イートゥーエム)【突撃レポート】
関東地方 事業経営
国内住宅市場が縮小する中で、木材利用拡大の新たなフィールド(領域)として注目されているのが“屋外”だ。公園のベンチや歩道、休憩所などを手軽に木造・木質化できるようになれば、大きな木材需要が生まれるだけ


(前編)100年企業の銘建工業が描く“次の戦略”【遠藤日雄のルポ&対論】
中国地方 木材・木製品製造業
集成材のトップメーカーである銘建工業(株)(岡山県真庭市、中島浩一郎・代表取締役社長)が昨年(2023年)、創立100周年を迎え、新たな事業展開に踏み出す段階に入った。1923年に中島材木店として産声


三井ホームが新木場に本社を移転、木材活用と働き方改革のモデル示す
関東地方 事業経営
大手2×4(ツーバイフォー)ハウスメーカーの三井ホーム(株)(池田明社長)が本社を東京都新宿区の「新宿三井ビル」から江東区の「新木場センタービル」に移した(5月29日に発表)。創立50周年を迎えてい



三菱地所ら6社が国産材の床システム開発 スギCLTを現(あらわ)しで使用、メンテナンスも容易
全国 新商品・新製品
三菱地所(株)など6社は、国産材を使った新しい床システム「WOOD FLOOR UNIT3.2」(特許出願中)を開発し、5月31日に報道関係者に公開した。スギCLTを現しで使用し、木材本来の手触りや