三菱地所(株)など6社は、国産材を使った新しい床システム「WOOD FLOOR UNIT3.2」(特許出願中)を開発し、5月31日に報道関係者に公開した。スギCLTを現しで使用し、木材本来の手触りや香りを保ちながら、特殊コーティングによって汚れ等を防げるようにした。簡便に施工できるのも特徴で、オフィスなどの木質化を進める新製品として販促を強化していくことにしている。
「UNIT3.2」は、三菱地所と(株)乃村工藝社(東京都港区)、三洋工業(株)(東京都墨田区)、(株)リンレイ(東京都中央区)、丸山金属工業(株)(千葉県船橋市)、MEC Industry(株)(鹿児島県霧島市)が共同で開発した。乃村工藝社がデザイン全般を監修し、三洋工業が支持脚、リンレイがコーティング剤、丸山金属工業が接合金物...
『林政ニュース』編集部
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