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経済
家具・木工品等製造業


(後編)100年企業の北三が目指すツキ板の新地平【遠藤日雄のルポ&対論】
全国 家具・木工品等製造業
(前編からつづく)昨年(2024年)5月12日に創業100年を迎えたツキ板のトップメーカー・北三(株)(東京都江東区、尾山信一・代表取締役社長)は、オイル・ショックとリーマン・ショックという大きな存続


(前編)100年企業の北三が目指すツキ板の新地平【遠藤日雄のルポ&対論】
全国 家具・木工品等製造業
経済のグローバル化が進み、デジタル技術が加速度をつけて進展するなど、企業を取り巻く事業環境は大きく変わってきている。昔から企業を存続させるカギは“変化への対応力”と言われてきたが、時代の流れを的確に読



広葉樹の利活用へプラットフォームの創設を、推進会議が提言
全国 内装木質化
林野庁が設置している「里山広葉樹利活用推進会議」(土屋俊幸座長)は、2月12日に東京都内で3回目の会合を開いて検討成果をまとめ、「里山広葉樹利活用・再生プラットフォーム」(仮称)を創設して情報共有や需



小学生向け教材「高知の自然!大発見すごろく」を制作―嶺北森林管理署
四国地方 木工品 国有林
嶺北森林管理署(高知県高知市)は、小学生向けの教材「高知の自然!大発見すごろく」を新たに制作し、1月16日に行われた今年度(2024年度)の「四国森林・林業研究発表会」で四国森林管理局長賞最優秀賞を



秩父産間伐材配合の名刺台紙(秩父の森ペーパー)を商品化
埼玉県 木工品
埼玉県の秩父地域森林林業活性化協議会(秩父市熊木町、事務局=秩父市農林部森づくり課)は、地場産の間伐材を使った「名刺台紙」(秩父の森ペーパー)を1月23日に発売した。 同協議会と木になる紙ネッ


JR五能線深浦駅の待合室を「格子スクリーン」などで木質化
東北地方 木工品
青森県深浦町にあるJR五能線深浦駅の待合室が県産のスギやナラを使って木質化された。県木材協同組合(島英樹理事長)が中心となって簡単に設置できるスギの「格子スクリーン」を開発したほか、地場産のナラをベ



諸塚村のシイタケ原木でギター製作、職人・高取裕二氏が手がける
九州地方 家具・木工品等製造業
宮崎県諸塚村のコナラとクヌギを使ったオリジナルギターが誕生した。 同県出身の木工職人で長野県松本市のギターメーカー・(株)ディバイザーから希少性の高いギターを世に送り出している高取裕二氏が手が



瞥見「モクコレ 2024 Plus」 異業種参入続々、広葉樹活用も進む
全国 家具・木工品等製造業
国産材展示商談会「WOODコレクション 2024 Plus(モクコレ)」(東京都と実行委員会の共催)が昨年(2024年)12月19・20日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開催され、38都道府県から2



広い販路とデザイン力で国産材を活かすレグナテック【突撃レポート】
九州地方 家具・建具
佐賀県佐賀市の諸富町周辺には、20に及ぶ家具メーカーや関連業者が集積しており、福岡県大川市と並ぶ家具産地を形成している。その中でひと際存在感を増しているのがレグナテック (株)(樺島雄大・代表取締役社


1月15日に「国産広葉樹活用サミット九州2025 in 大川」開催
九州地方 セミナー・シンポジウム
協同組合福岡・大川家具工業会(福岡県大川市、河口健代表理事)は、来年(2025年)1月15日(水)に「第57回大川家具新春展」の関連プログラムとして「国産広葉樹活用サミット九州2025 in 大川」


国際市場にスギで参入するベトナムのMIKI社【遠藤日雄のルポ&対論】
海外 家具・木工品等製造業
世界の人口は2080年代に約104億人(現在の約1.3倍)のピークを迎えると予測されている。これに伴い世界全体で木材需要量が増加することは必至である。一方、日本では少子高齢化の進展に伴って住宅を中心と



日本と中国の家具・建材関係者がビジネス交流会を東京で行う
東京都 家具・建具
日本と中国の家具・建材関係者が情報・意見交換を行うビジネス交流会(家具新聞社主催)が11月21日に東京都内のホテルで行われ、約50人が参加した。中国からは、国営企業である中国対外貿易広州展覧有限公司



創立50周年の大川化粧合板工業協同組合が記念式典と植樹・木育事業を行う
九州地方 イベント・祭事
今年(2024年)で創立50周年を迎えている福岡県の大川化粧合板工業協同組合(池末和海理事長、会員22社)は、10月25日に大川市の(有)トマト敷地内で記念式典と植樹・木育事業などを行った。



国産広葉樹の利活用促進へ新プロジェクトがスタート
全国 家具・建具
林野庁は、国産広葉樹の利活用を促進するプロジェクトを新たに立ち上げる。自然保護や円安の影響などで海外から広葉樹材を安定的に輸入することが難しくなっている現状を踏まえ、国内の里山に生育している広葉樹林の


山大(石巻市)が「とうほくSDGsアワード大賞」を受賞 創業地の飯野川小学校にRPL成形の木製天板を寄付
東北地方 家具・木工品等製造業
宮城県石巻市の(株)山大(髙橋暢介社長)が「とうほくSDGsアワード2024」の大賞に輝き、9月28日に仙台市内で表彰式が行われた。受賞理由は、「学童机に地元産の木のぬくもりを」。 同社は、県


40年サイクルの確立へ産学結束!白樺プロジェクト【広葉樹を活かす!】
北海道 家具・建具
北海道の森林を訪ねると白く滑らかな樹皮で一際存在感を放つ樹木がある。そう、シラカバだ。主にパルプ用チップ材として利用されているが、5年ほど前からシラカバ1本を丸ごと活かす取り組みが本格化している。旗振



【譲与税を追う】北海道旭川市
北海道 家具・建具 税制
「家具のまち」が約1億円の譲与税を“国産材回帰”に活かす 旭川市は、日本の5大家具産地の1つに数えられる「家具のまち」だ。同市を中心にしてブランド化されている木製の「旭川家具」は、大雪山系の森


センダンでブレイク!大川のモリタインテリア工業(株)【企業探訪】
九州地方 家具・建具
6月に三越本店(東京都中央区)で開催された国産材をPRする展示会「GREEN〜木の未来と暮らす〜」で、一際注目を集めた製品があった。それは、福岡県大川地域に拠点を置くモリタインテリア工業(株)(福岡県


飛騨産業の「神谷町店」がリニューアル、国産材比率が約5割に上昇
東京都 家具・建具
老舗家具メーカー・飛驒産業(株)(岐阜県高山市、岡田明子社長)の都心拠点である「HIDA東京神谷町店」(東京都港区)が5月25日にリニューアルオープンした。 同社は、“国産材回帰”を進めており


「エフエムつやま」にレギュラー出演し「津山家具」などPR
中国地方 家具・建具
岡山県の津山市を放送区域とする「エフエムつやま」に、TSUYAMA FURNITURE(ツヤマファニチャー)協議会と津山市森林組合がレギュラー出演して、「津山家具」の特長や森林・林業の役割などを定期


(後編)“天竜材”で家具業界に新風をもたらすキシル【遠藤日雄のルポ&対論】
中部地方 家具・建具
(前編からつづく)静岡県の天竜林業地から産出されるヒノキとスギのムク(無垢)材を使って「オーガニックな家具」を供給し続けている(株)キシル(XYL、静岡県浜松市、渥美慎太郎・代表取締役社長)は、今年で


(前編)“天竜材”で家具業界に新風をもたらすキシル【遠藤日雄のルポ&対論】
中部地方 家具・建具
日本の林業・木材産業の“元気度”は、もっぱら住宅市場との関わりで語られてきた。とりわけ木造住宅などに使用される国産材の売れ行きは、業界の実力を示すバロメーターとみられてきた。だが、人口減で住宅市場がシ



【寄稿】早生広葉樹ビジネスの確立と外国人材の受け入れを急げ!
九州地方 事業経営
画期にある日本林業を進化させるために最も必要なことは何か。家電や住宅設備などを幅広く手がけるメガカンパニー・パナソニックホールディングス(株)(旧松下電器産業(株))のグループ企業で研修やコンサルティ


“無償の愛と純粋さ”で森林・木材を活かすGREEN【遠藤日雄のルポ&対論】
関東地方 事業経営
林業・木材産業を取り巻く状況が急速に変わってきている。戦後の国産材需要を牽引してきた住宅市場が人口減の影響などで縮小過程に入った一方、森林の有する温暖化防止や生物多様性保全といった機能を価値化して売買