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林政ニュース
「新しい林業」実践へ、先進モデルが出揃い収支のプラス転換目指す【緑風対談】
全国 林業 予算・事業
林野庁の2022年度予算で目玉に位置づけた新しい林業」の実証事業が本格実施の段階に入りました。そのポイントを「緑」と「風」がわかりやすく解説します。
北米の実情を踏まえウッドショック後を見通す【遠藤日雄のルポ&対論】
海外 木材・木製品製造業
いわゆる「ウッドショック」が収束してきた。業界を混乱させたモノ不足と価格高騰が沈静化し、ようやく腰を落ち着けて本来の業務に集中できる状況になってきた。ここで重要となるのは、今回のウッドショックから何を
森×農×学び「おいしそうな森アグロフォレストリー」始動
東京都 環境保全
岡山大学(岡山市、槇野博史学長)と(一社)みなむすGOHAN PROJECT(東京都新宿区、高橋桂子代表理事)は「おいしそうな森の研究所」を立ち上げ、環境保全型の森・農・学びを掛け合わせた「おいしそ
広島県産材を使ったけん玉をワールドカップ廿日市実行員会に寄贈
広島県 イベント・祭事
広島県森林組合連合会と農林中央金庫は7月30日に、県産ブナ・サクラを使用したけん玉500個を、けん玉ワールドカップ廿日市実行委員会に寄贈した。 廿日市市は、中国山地の木材集積地として栄え、宮島
ファイターズと道森連、農林中金が本のお礼に木製しおりをプレゼント
北海道
(株)北海道日本ハムファイターズ(札幌市)は、北海道森林組合連合会(同)及び農林中央金庫(東京都千代田区)と連携し、読書促進全道キャンペーン「読み終えた本をみんなでシェア」の新企画として道産木材を使
「ブロックチェーン」で次世代型木材流通を目指す──宮城県
宮城県 木材流通
宮城県は、NECソリューションイノベータ(株)(東京都江東区、以下「NEC」と略)などの協力を得て、最新のデータベース技術である「ブロックチェーン」を活用した次世代型木材流通システムの構築に取り組ん
「グロウアース」の生産能力が8倍に、日南町&大建工業
鳥取県 新商品・新製品
大建工業(株)(大阪市北区、億田正則社長)は、鳥取県日南町で生産している木質培地「グロウアース」の製造ラインを増強し、9月から本格稼働させる。 「グロウアース」は、日南町が未利用材の活用を目的
森林由来J-クレジットの創出拡大へ制度を見直し
全国 カーボン・クレジット
政府が重点課題に位置づけている森林由来J-クレジット(吸収クレジット)の創出拡大に向けた制度見直しの全容が決まった。木材製品に固定されている炭素量を評価する方法についても整理がつき、8月5日のJ-ク
自然写真家の秦達夫氏と『森ってどうして大事なの?』を制作
東北地方
NPO法人あきた白神の森倶楽部(秋田県藤里町、見上岳也理事長)は、自然写真家の秦達夫氏とともに小冊子『森ってどうして大事なの?』を制作した。「写真で知ろう!SDGs」を副題に掲げ、米代川流域で撮影さ
和紙の原料「ノリウツギ」を生産・販売、標津町が独自事業
北海道 特用林産
北海道の標津町は、地元の森林組合と連携して、和紙の原料となる「ノリウツギ」の生産・販売事業を開始する。同事業の本格展開に向けて7月からノリウツギの樹皮を採取し始めた。 ノリウツギはアジサイの仲
3ステップで即戦力育成、「さが林業アカデミー」を初開講
佐賀県 研修
佐賀県は、林業への就業希望者を即戦力として育成する「さが林業アカデミー」を初めて開講する。9月から来年(2023年)3月にかけて、セミナー(「知る」)、体験会(「触れる」)、講習会(「学ぶ」)を行い
第2弾「どこでもつな木キット」発売 「地域協力店」も募る
全国 木材・木製品製造業
手軽に木質空間をつくれるユニット「つな木」の第2弾「どこでもつな木キット」が7月19日に発売された。(株)日建設計 Nikken Wood Lab(東京都千代田区、大庭拓也リーダー)が企画・プロデュ
「中吊り広告で木の良さを伝える」─庄司・東木協理事長
東京都 木材・木製品製造業 業界団体
東京木材問屋協同組合は、7月14日に東京都江東区の木材会館で4年ぶりに記者懇談会を開催し、5月30日付けで同組合の理事長に就任した庄司良雄氏が当面の課題などについて語った。 庄司理事長が社長を
高品質製品の供給増を目指し製材JAS改正へ
全国 木材・木製品製造業 法律・制度
5年に一度行われる製材JAS(日本農林規格)の見直しに向けた木材業界側の要望事項が固まった。乾燥材などに関する表示方法を簡素化して“使い勝手”を高め、非住宅建築物など新たな需要の獲得を目指すことにし
2021年の「盗伐」疑いは105件、全国調査結果がまとまる
全国 事件・不祥事
林野庁は、民有林を対象に行っている「無断伐採に係る都道府県調査」の昨年(2021年)の結果を7月20日に公表した。同調査は、いわゆる「盗伐」事案*1が問題になった2018年から全国規模で毎年実施して
(後編)守屋長光・全市連会長と考える新時代の「市場(いちば)」【遠藤日雄のルポ&対論】
宮城県 木材・木製品製造業
(前編からつづく)ウッドショックと呼ばれた木材製品の不足と価格高騰が曲がり角を迎えている。震源地である米国では、住宅ローン金利の急騰などで5月の住宅着工戸数が前月比14%減の155万戸にダウンした。林
サプライチェーンを広げて「木造ゼネコン」を目指す山大【突撃レポート】
東北地方 木材・木製品製造業
宮城県石巻市で製材・プレカット事業などを行っている(株)山大(髙橋暢介社長)が非住宅市場の開拓に乗り出すなど積極的な経営を展開している。“餅は餅屋”の精神で同業他社との連携を強めながら、地域に軸足を置
遠野市の森林調査でバイオ燃料「サステオ」使用─アジア航測
東北地方 木質バイオマス
アジア航測(株)(東京都新宿区、畠山仁社長)は、(株)ユーグレナ(東京都港区、出雲充社長)が製造・販売するバイオ燃料「サステオ」を使って、岩手県遠野市から受託した森林の航空測量を7月31日に実施した
2023年度林野庁予算要求は「再造林」と「循環成長」を重視
全国 予算・事業
政府は、7月29日に来年度(2023年度)予算の概算要求基準を閣議了解し、岸田政権が掲げる「新しい資本主義」関連政策に重点配分する方針を決めた。これを受け、各省庁は予算要求の内容を固めて、8月末に財
静岡県森林・林業研究センターがクラファンを活用して無花粉スギの普及目指す
静岡県 苗木生産・育種
静岡県森林・林業研究センターは、無花粉スギの普及に必要な資金をクラウドファンディングで募っている。都道府県の試験研究機関がインターネットを介して不特定多数の人々から資金調達をする試みは珍しい。同県で
再造林推進へ全力、秋田市で「再造林推進総決起大会」を開く
秋田県 造林・育林
秋田県(佐竹敬久知事)と秋田県再造林推進協議会(佐藤重芳会長)は、7月26日に秋田市内のホテルで「再造林推進総決起大会」を開催し、関係者ら約140名が出席した。同県では、「あきた未来へつなぐ再造林基
労災ゼロに向け安全装備・装置メーカーが集結し初の意見交換会を開く【緑風対談】
全国 林業機械
林業の現場で働く人々が身に着ける防護服やヘルメットなどのメーカーが一堂に会し、安全な装備のあり方などを考える場が初めて設けられました。そこで交わされた意見の要点を「緑」と「風」がお伝えします。
宍粟市がトッパングループ健保と協定、森林を活用して「健康経営」に協力
東京都 森林の新たな利用
兵庫県の宍粟市は、7月20日にトッパングループ健康保健組合(東京都台東区)と「森林(もり)まち宍粟包括連携協定」を締結し、森林を活用したサービスやアクティビティ、研修事業などで同組合の「健康経営」に
織田央・林野庁長官に就任の抱負を聞く【インタビュー】
6月28日付けで林野庁長官に就任した織田央氏(昭和63年入庁・東大林卒、59歳)は、7月11日に就任記者会見を行い、当面の課題や対応方針などについて語った。そのポイントをお伝えする。