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林政ニュース



次世代へつなぐ──「フィードバック型林業」で国際競争力を高める【広葉樹新時代 新たな資源と市場が動き出す⑤】
全国 イベント・祭事
短伐期で収入が得られる早生広葉樹は、これからどのような広がりをみせていくのか。また、みせていくべきなのか。連載の締めくくりとして、将来へのシナリオを探る。



突破口を開く・下──動き出した「大川モデル」、家具のメッカが扉を開く!【広葉樹新時代 新たな資源と市場が動き出す④】
九州地方 事業経営
熊本県はセンダンを早生広葉樹の“エース”として増産していく方針を固めた。そこでカギとなるのは「つくっても売れるのか?」いうという生産者サイドの不安を解消していくことだ。九州では、この面でも強力な“受け



突破口を開く・上──センダンで短伐期林業のモデルを示す──熊本県
全国 事業経営
鶏が先か、卵が先か──早生広葉樹という新たな“商品”を市場に定着させるためには、需要と供給にまつわるジレンマを乗り越える“突破力”が必要だ。その先駆けとなる挑戦が九州で始まっている。最先端の動きを2回



松尾和俊・全天連会長に聞く──未開発の樹種を発掘し潜在能力を引き出す!【広葉樹新時代 新たな資源と市場が動き出す②】
北海道 家具・建具
国産の早生広葉樹に関する画期的な調査報告書をまとめたのは、ツキ板の業界団体である全国天然木化粧合単板工業協同組合連合会(全天連)。全天連の会員企業は、これまで原料となる広葉樹材の大半を輸入に頼ってきた



“救世主”への期待──「常識」に捉われず“次の林業”を目指す!【広葉樹新時代 新たな資源と市場が動き出す①】
全国 家具・建具
木材自給率50%を目指す日本林業にとって、最重要課題は新規需要の開拓と、それに対応した資源の造成だ。住宅市場が先細りになる中で、従来のままスギ・ヒノキに代表される針葉樹人工林に頼り続けていても、明日は



20万m3体制に向け地方創生“第2章”に入る日南町【突撃レポート】
中国地方 木材・木製品製造業
鳥取県の日南町で7年前にスタートした林業振興の取り組みが成果を見せ始めている。高齢化と過疎化がいち早く進行し、「30年後の日本の姿」とも形容されてきた同町は、“地方消滅”の危機から脱するべく、町面積の


(後編)国産材利用量500万m3を目指す合板業界 井上篤博・日本合板工業組合連合会会長・セイホク(株)社長に聞く【遠藤日雄の新春対談】
全国 合板・LVL
(前編から続く)合板業界は、国産材の利用量を現状の約300万m3から500万m3に増大させる目標を掲げており、新製品の開発や生産技術の革新などを加速させている。一方で、「木質バイオマス発電元年」と言わ


(前編)国産材利用量500万m3を目指す合板業界 井上篤博・日本合板工業組合連合会会長・セイホク(株)社長に聞く【遠藤日雄の新春対談】
全国 合板・LVL
合板業界の“国産材シフト”が加速している。かつて、国内で生産される合板の原料はもっぱら外材に依存していたが、平成12年以降は国産材への切り替えが進み、平成25年の国産材率は72%にまで上昇した。今や合



【インタビュー】三村明夫・林業復活国民会議会長に聞く
全国 事業経営 業界団体
昨年(2014年)12月、産・学・官の1,000人以上が賛同者に名を連ね、「林業復活・森林再生を推進する国民会議」が活動を開始した*1。同会議の会長に就任した三村明夫氏(新日鐵住金(株)相談役)は、日


第1回「林業復活・森林再生を推進する国民会議」を開催
全国 木材・木製品製造業 業界団体
日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)が母体となって立ち上げた「林業復活・森林再生を推進する国民会議」(三村明夫会長)の第1回会合が昨年12月18日に東京都千代田区の東京會舘で開催された。同国民会



スギ材の横架材利用促進へ高強度梁仕口 「Tajima TAPOS」の構造見学会を開催
近畿地方 研究
10月30日に兵庫県内の西播磨会場と但馬会場で、スギを横架材として利用するために開発された仕口「Tajima TAPOS(但馬テイボス)」を使った木造施設の構造見学会が開催された。 「Taji

最強のカナダ2×4材に挑むさつまファインウッド【遠藤日雄のルポ&対論】
(株)伊万里木材市場南九州営業所を後にした遠藤日雄・鹿児島大学教授は、藤村要・同社事業計画推進室長の案内で次の目的地・(株)さつまファインウッド(鹿児島県国分市、第487号参照)へ向かった。藤村室長は



セルロースナノファイバーで1兆円産業目指す 産官学でフォーラム設立、2030年までに新市場創出
全国 新商品・新製品
樹木や木材などの植物資源を構成している超極細繊維・セルロースナノファイバー(CNF)の実用化に向けた産官学の連携プロジェクトが動き出した。2030年までに1兆円規模の新市場を創出することを目指し、6



国内初の伐木チャンピオンシップ開催、日本代表が決定
全国 イベント・祭事
5月11日と12日の両日、青森市のモヤヒルズで「WLC2014第1回日本伐木チャンピオンシップ(JLC)」が開催された(全国森林組合連合会主催)。9月にスイスで開催される第31回世界伐木チャンピオン


製材ライン拡充・FITで売電、積極投資の二宮木材【企業探訪】
関東地方 木材・木製品製造業
高品質のスギ中目丸太から平角(梁・桁)をはじめ各種製品を生産している二宮木材(株)(栃木県那須塩原市、二ノ宮泰爾社長・二ノ宮英寿会長)が事業内容を拡充させている。東北自動車道沿いに開設した新工場(第1



農林水産省が「気候変動適応計画推進本部」設置、2015年夏までに対策
全国 環境保全 国
農林水産省は、新たな地球温暖化対策を検討するため「気候変動適応計画推進本部」(本部長=小里泰弘・農林水産大臣政務官)を設置し、4月25日に第1回会合を開催した。来年(2015年)夏に政府全体の適応計


都心の一等地で薪を販売!産地と直結する風見燃料店【突撃レポート】
関東地方 特用林産
首都・トーキョーのど真ん中に、薪屋がある。その店の名は、(有)風見燃料店(東京都中央区日本橋、風見和由社長)。創業80年を迎えようとしている同社は今、繁忙を極めている。首都圏で増えてきたピザ屋など飲食


【訃報】速水勉さん(はやみ・つとむ=前速水林業代表)
中部地方 訃報
生態系に配慮した森林施業や高密路網と機械化の推進など、先駆的な森林経営に取り組んだ前速水林業代表の速水勉さんが2012年9月19日に心不全のため死去した。93歳。葬儀・告別式は9月21日に三重県紀北


小宮山宏・プラチナ構想ネットワーク会長に聞く 年間素材生産1億m3で木材輸出国を目指せ!【インタビュー】
全国
地方自治体や企業、大学などで組織する任意団体「プラチナ構想ネットワーク」(会長=小宮山宏・三菱総合研究所理事長・東京大学総長顧問)が「スマート林業ワーキンググループ」を設置して、林業再生に向けた検討作



日本CLT協会が発足、会長に中島浩一郎氏 銘建工業・山佐木材・レングスの3社で立ち上げ
全国 木材・木製品製造業 業界団体
ヨーロッパで普及しているクロス・ラミネイティド・ティンバー(CLT)を国内で開発・実用化することを目指し「日本CLT協会」が発足した。立ち上げたのは、銘建工業(株)(岡山県)、山佐木材(株)(鹿児島



下川町を「環境未来都市」と総合特区に指定 森林資源の総合活用へ政府が重点支援
北海道 予算・事業
北海道の下川町(安斎保町長)が政府の新成長戦略に基づく「環境未来都市」と総合特区に指定された(昨年(2011年)12月22日付け)。いずれも森林資源を活かした地域振興の提案が評価されたもので、今後、


【訃報】福島康記さん
元一般財団法人林業経済研究所理事長の福島康記さんが4月3日に死去した。81歳。告別式は5日午前10時から、東京都杉並区和泉2-8-6の公益社明大前会館(03-5355-3801)で執


オガ炭で“ゼロエミション”を先導する兵庫炭化工業【突撃レポート】
近畿地方 特用林産
おが粉を圧縮成型したオガライトを炭化してつくられる「オガ炭」。焼き肉店や焼き鳥店などで使われるプロ向けの工業炭として底堅い需要を持つ。そのオガ炭を生産・販売している兵庫炭化工業(株)(兵庫県宍粟市一宮


過去最高の業績を更新、国有林で躍進する沼田森林業協同組合【突撃レポート】
関東地方 林業
国有林の請負事業体が結集した沼田森林業協同組合(群馬県沼田市)の業績が好調だ。発足から36年目に入り、過去最高水準の事業量をこなし、現場作業員の若返りも進んでいる。(文中敬称略)