日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)が母体となって立ち上げた「林業復活・森林再生を推進する国民会議」(三村明夫会長)の第1回会合が昨年12月18日に東京都千代田区の東京會舘で開催された。同国民会議は、220人の発起人により設立運動が展開され、すでに1,000人を超える賛同者が集まっている。
三村会長は、プロセッサに試乗した経験などを語った上で、「国内の森林資源が充実してきている一方で、世界の木材需給は逼迫するとみられる。林業を21世紀の成長産業にしていきたい」と決意を述べた。
また、国民会議の発足を祝して安倍晋三首相からメッセージが寄せられたほか、国産材の需要拡大に向けたパネルディスカッションなどが行われた。
安倍首相のメッセージ「『林業復活・森林再生』はできるのか。その答えは『YES』です。私は、『林業は、復活できる。そして成長できる、『今が、チャンスだ。』と確信しております。」
(2024年12月18日取材)
(トップ画像=財界中心の国民会議が活動を開始した)
『林政ニュース』編集部
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