RINSEI News
林政ニュース
燃料材不足で朝来バイオ発電所が稼働停止 事業断念し官民連携「兵庫モデル」解消
近畿地方 木質バイオマス 事件・不祥事
官民が連携して燃料材の調達から木質バイオマス発電所の運営までを一体的に行ってきた「兵庫モデル」が行き詰まり、兵庫県朝来市の朝来バイオマス発電所が12月24日に稼働を停止する。昨年来のウッドショックな
野村不動産ホールディングスと奥多摩町が「つなぐ」プロジェクト開始
関東地方 木材流通
大手デベロッパーの野村不動産ホールディングス(株)(東京都新宿区、沓掛英二社長)は、11月28日に「『森を、つなぐ』東京プロジェクト」をスタートさせ、東京都奥多摩町(師岡伸公町長)の町有林約130h
東京23区内で初、「MOCXION(モクシオン)」の第2弾は「四谷信濃町」
関東地方 建設
三井ホーム(株)は、東京都新宿区で建設している木造マンション「MOCXION 四谷信濃町(仮称)」の構造見学会を12月2日に開催した。昨年(2021年)11月に竣工した「MOCXION INAGI(
鳥取県倉吉市に特定母樹の「閉鎖型採種園」開設─日本製紙
中国地方 林業
日本製紙(株)(東京都千代田区)が鳥取県の倉吉市で整備を進めてきた「倉吉閉鎖型採種園」が10月28日に竣工し、稼働を始めた。 同採種園では、成長に優れ二酸化炭素(CO2)吸収能力の高いエリート
ICT+特殊伐採+木づかいで次世代型林業の確立を目指す天女山【突撃レポート】
関東地方 林業
都心からのアクセスがよく、移住先としても人気が高い山梨県北杜市。この地で1958年に造林業者として創業した(有)天女山(小宮山信吾・代表取締役)がICT(情報通信技術)を活用した次世代型林業の確立を目
ライブ配信で福島の森林・林業再生に向けたシンポジウムを行う
福島県 イベント・祭事
林野庁は、「福島の森林・林業再生に向けたシンポジウム~福島の森と木の親子体験オンライン教室2022~」を昨年(2022年)11月19日に開催し、福島県内外の親子等500組、約1,300人が参加した。
広島国際大学の学生が復旧治山事業の現場にアカマツを初植樹
中国地方 災害
「平成30年7月豪雨」で被災した広島県東広島市の復旧治山事業地で、松食い虫被害に抵抗性のあるアカマツの苗木500本の植え付け作業が10月14日に行われた。広島森林管理署が広島国際大学の学生と教職員ら
南国市に全国初のCLTガソリンスタンド 地元のスギを活用、出光興産が全国展開へ
四国地方 集成材・CLT
石油元売り大手の出光興産(株)(東京都千代田区、木藤俊一社長)は、国産材を活用したガソリンスタンド(サービスステーション=SS)を全国各地に建設するプロジェクトを始めた。第1号店として高知県南国市に
「林業技能向上センター」が一般社団法人化 検定制度創設へ体制強化、外国人材活用も
全国 人の動き 法律・制度
2019年から任意団体として活動してきた「林業技能向上センター」(事務局=全国森林組合連合会)が9月26日付けで一般社団法人となり、10月12日に東京都内で第1回社員総会を開催して役員体制や今後の事
白鷹町の地縁団体が約1,700haを経営委託 鮎貝自彊会(あゆかいじきょうかい)とおきたま林業が契約を結ぶ
東北地方 林業 市町村
山形県白鷹町の認可地縁団体・鮎貝自彊会(須田信一理事長)が約1,700haに及ぶ直営林の経営を同町のおきたま林業(株)(那須正社長)に委託し、主伐・再造林の推進などを進めることにした。広大な共有林を
北海道森連と農林中金がコンサドーレ札幌にベンチなどを寄贈
北海道 イベント・祭事
北海道森林組合連合会と農林中央金庫は10月4日に、Jリーグに加盟する「北海道コンサドーレ札幌」を運営する(株)コンサドーレへ、道産カラマツ製ベンチ5基と道産ハンノキを使用した50本のハンガーを寄贈し
異業種協議会が霧島市内で「次世代の杜(もり)」を造成、国有林を利用し広葉樹育成
九州地方 植樹祭・育樹祭
天孫降臨神話が伝わる鹿児島県霧島市内の国有林を利用して、官民連携で多様性の高い森林づくりを目指す取り組みが始まった。異業種連携の「かごしま持続可能な次世代の杜(もり)協議会」が鹿児島森林管理署との間
トップリーダーが集結した「木づかいシンポジウム2022」開く、入場料1万円を払い約300人が参加
全国 イベント・祭事
木材利用促進月間(毎年10月)の目玉イベントである「木づかいシンポジウム2022」(主催=(株)Speroスペロ)、(株)GiveFirstギブファースト)、全国木材組合連合会)が10月7日に東京・
第61回天皇杯に渡邊定元氏、1,000万円の森林づくりを推進
全国 イベント・祭事
61回目となる今年度(2022年度)の農林水産祭(農林水産省と日本農林漁業振興会の共催)の受賞者が10月5日に発表され、林産部門の天皇杯(最優秀賞)は、静岡県富士宮市の渡邊定元氏が選ばれた。また、内
林業復活国民会議の会長に竹中工務店特別顧問の宮下正裕氏が就任
日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)は、8回目となる「林業復活・地域創生を推進する国民会議」を10月12日に東京都内のホテルで開催した(国土緑化推進機構が共催)。同会議の設立時から会長をつとめて
移住者ネットなどが3か年かけて「くらすべ山形木育の森」を整備
東北地方 森林教育・木育
やまがた移住者ネットワーク(山形市、山脇文子会長)と、同ネットワークの事務局をつとめるふるさと山形移住・定住推進センター(鈴木隆一理事長、愛称:くらすべ山形)及びやまがた森林(もり)と緑の推進機構(
中部局森林管理局森林技術・支援センターの木造CLT新庁舎が完成
中部地方 建設 国有林
中部森林管理局が岐阜県下呂市で建設を進めてきた森林技術・支援センターの新庁舎が完成し、9月29日に落成式が行われた。 9月29日に落成式を行った 新庁舎は、木造CLT構造の平屋建てで、建
「森林づくり全国推進会議」が発足、会長に櫻田謙悟・経済同友会代表幹事
全国 業界団体
国土緑化推進機構は、新たに「森林づくり全国推進会議」を設置し、10月21日(金)に発足式とシンポジウムを東京都内で開催した。同会議は、森林づくりに関する国民運動の推進母体となるもので、これまで「美し
3年ぶりの「FORESTRISE2022」に約3,500名が来場【見所拝見!】
全国 イベント・祭事
ICTなどの最先端技術や新製品などを一堂に揃え、「林業の景色を変える」ことをテーマに掲げた「FORESTRISE 2022(第3回次世代森林産業展)」(主催=(株)産経新聞社)が9月14日から16日ま
伊那市が「森のマッチングデイ」開催、地域材の活用を促す
長野県 イベント・祭事
長野県の伊那市は10月1日に市内の公園で、市内の林業・木材業者ら24社を集めて「森のマッチングデイ」を開催し事業者交流の場をつくった。伊那市ミドリナ委員会主催の「森のマルシェ」と同時に開催し、関係者
日本ガイシが社有林を活用し “蜂蜜の森”、円卓会議設置
中部地方
電力関連装置やなどを取り扱う世界最大級の硝子メーカー・日本ガイシ(株)(愛知県名古屋市、小林茂社長)は、社有林を活用して「林業と養蜂」の振興に取り組む。10月4日に、東濃西部養蜂組合(土岐市、可児康
3市場がシナジー発揮!「ウッドメッセ奈良」が本格稼働【突撃レポート】
近畿地方 木材・木製品製造業
奈良県桜井市内の3つの原木・製品市場が結集して設立した「ウッドメッセ奈良」が9月から本格稼働に入った。銘木をはじめとした良質材を1か所に集めて売買しやすくしただけでなく、人や情報の交流拠点として対外的
ドキュメンタリー映画「木樵(きこり)」完成、伐倒シーンなどを“活写”
全国 イベント・祭事
ドキュメンタリー映画「木樵」が完成し、関係者らに披露するトークイベントが9月28日に東京都内で開催された。宮崎政記監督と「ミス日本みどりの女神」の成田愛純さん、出演者で現役の“木樵”である澤和宏さん
【人事・消息】中国木材社長に堀川保彦氏、堀川智子氏は会長に就任
国内製材最大手の中国木材(株)(広島県呉市)の代表取締役社長が10月2日付けで交代した。2015年2月から社長をつとめてきた堀川智子氏が代表取締役会長となり、取締役副社長の堀川保彦氏が社長に昇格した