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政治・行政



2021年の「盗伐」疑いは105件、全国調査結果がまとまる
全国 事件・不祥事
林野庁は、民有林を対象に行っている「無断伐採に係る都道府県調査」の昨年(2021年)の結果を7月20日に公表した。同調査は、いわゆる「盗伐」事案*1が問題になった2018年から全国規模で毎年実施して



「木はあっても伐採する人がいない」─JAPIC森林再生事業化委員会が提言
関東地方 業界団体
大手企業で構成するJAPIC(日本プロジェクト産業協議会)の森林再生事業化委員会(委員長=酒井秀夫・東京大学名誉教授)は、来年度(2023年度)予算編成を睨んだ政策提言を6月30日に織田央・林野庁長



7月26日に秋田で「再造林推進総決起大会」開催 協議会が基金造成、県も連携し負担軽減
東北地方 林業
今年(2022年)を「再造林対策元年」と位置づけて取り組みを強化している秋田県で、7月26日(火)に「再造林推進総決起大会」が開催される。 同県は、今年度(2022年度)新規事業として「カーボ



太陽光発電目的の林地開発許可基準を「0.5ha」に引き下げ、1ha超を初めて見直し
全国 法律・制度
太陽光発電事業の拡大に歯止めをかけるため、林地開発許可制度による規制面積が1974年の創設以来、初めて引き下げられる。同制度では、保安林以外の民有林を対象に1haを超える開発行為について都道府県知事



林野庁長官に織田央氏、次長に森重樹氏が就任
全国 人事
農林水産省は、6月28日付けで幹部人事異動を発令した。昨年(2021年)7月から林野庁長官をつとめてきた天羽(あもう)隆氏(昭和61年入省・東大法卒)が退職し、織田央氏(昭和63年・東大林)が次長か



譲与税の配分見直しを、自民党プロジェクトチームが提言
全国 税制
森林環境譲与税の活用促進策を検討している自民党の「地球温暖化防止のための森林吸収源対策プロジェクトチーム」(江藤拓委員長、進藤金日子(かねひこ)事務局長)は、現行の配分基準見直しを含めた「提言」をま



第15回「世界林業会議」開催、「ソウル森林宣言」を採択
海外 森林経営・管理
FAO(国連食糧農業機関)と大韓民国は、5月2日から6日まで「第15回世界林業会議」をソウルで開催し、141か国から約1万5,000名が参加した(オンライン参加を含む)。同会議は、6年に1回、世界の



ロシアからのチップ、丸太、単板の輸入を禁止、政府が決定
海外 事件・不祥事
政府は、ウクライナに侵攻したロシアに対する制裁措置として、木材やアルコール飲料など38品目の輸入を4月19日付けで禁止した(外国為替及び外国貿易法に基づく措置)。ロシアから物品の輸入を禁止するのは初


「足利市の山林を火災から守る条例」施行、喫煙など禁止
栃木県 災害
栃木県の足利市は、昨年(2021年)発生した大規模な山火事(「足利市西宮林野火災」)を踏まえ、「足利市の美しい山林を火災から守る条例」を制定し、4月1日に施行した。山林火災に特化した条例は全国的にも



東京都が新たに「木材利用ポイント事業」 1億2,000万円分交付、多摩産材に上乗せ
関東地方 予算・事業
東京都は、来年度(2022年度)から新たに「木材利用ポイント事業」を実施する。多摩産材など国産材を使った住宅の購入者に対し、木材使用量に応じてポイントを交付し、需要の喚起を図る。 木材利用ポイ



ロシアの林産物禁輸で世界の木材貿易が大変動の恐れ
海外 合板・LVL 事件・不祥事
ロシアのウクライナ侵攻が世界の木材貿易に大きな変動をもたらす恐れが出てきた。ロシア政府は、日本を含む「非友好国」に対して林産物の輸出を禁止することを決定。当面、日本にとっては合板用単板の調達難が問題と



「中之条町木材活用センター」担う人材募集 月給約40万円、課長級待遇で活躍を期待
関東地方 チップ
群馬県北西部にある中之条町(伊能正夫町長)が「木材活用センター」の新設に向けて、運営の中核を担う人材の募集を行っている。同センターは、廃校した旧沢田小学校の校舎とグラウンドを再利用して、木材加工・チ