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政治・行政
2024年の「盗伐」疑い80件、最多は九州・沖縄ブロックの22件
全国 林業
林野庁は、2017年に発生した「盗伐」事案*1を受けて実施している「民有林の無断伐採に係る都道府県調査」に関する昨年(2024年)の結果を8月29日に公表した。 昨年1年間に都道府県や市町村に
要点解説・林野庁の2026年度予算要求【緑風対談】
全国 木材・木製品製造業 予算・事業
2025年8月29日に林野庁の来年度(2026(令和8)年度)予算概算要求が財務省に提出されました。財源が限られる中で、どのような施策・事業を盛り込み、必要経費を確保しようとしているのか。「緑」と「風
国有林野事業の2024年度債務返済額が242億円に減少
全国 森林経営・管理 国有林
国有林野事業の昨年度(2024年度)の債務返済額は242億円にとどまり、前年度(2023年度)の368億円から154億円減少した。林政審議会(立花敏会長)が9月2日に了承した2024年度の「国有林野
9月27日に「くしろ木育フェスティバル2025」開催
北海道 イベント・祭事
北海道釧路総合振興局は、9月27日(土)に釧路町別保公園で「くしろ木育フェスティバル2025」を開催する。木製ゴム鉄砲づくりや木の人形づくりのほか、森林内での水鉄砲バトルや親子で行うネイチャーゲーム
山火事対策の強化へ「林野火災注意報」を創設
全国 災害 法律・制度
消防庁と林野庁が設置した「大船渡市林野火災を踏まえた消防防災対策のあり方に関する検討会」(座長=関澤愛・NPO法人日本防火技術者協会理事長・元東京理科大学教授)*1*2は、6回に及んだ会合の成果をま
「森業」のポータルサイト開設、ワンストップの情報拠点に
全国 森林の新たな利用
林野庁は「森業(もりぎょう)」の普及と推進に向けたポータルサイトを新たに立ち上げた(7月31日に公開)。来年度(2026年度)予算などを活用して施策展開を強化する「森業」について、「森林空間や機能を
2026年度林野庁関係予算要求は12.7%増の約3,458億円
全国 木材・木製品製造業 予算・事業
農林水産省は8月29日に、来年度(2026(令和8)年度)予算概算要求を財務省へ提出した。総額は2兆6,588億円で、対前年度当初予算比では17.1%の増。このうち、林野庁関係の要求額は3,457億
長野県林務部の執務室をウッドチェンジ、オフィス改革の一環
長野県 木工品
長野県林務部は、全庁的なオフィス改革に併せて、執務室に県産材を使った机や打ち合わせスペースなどを導入した。7月24日から29日にかけて、執務室をウッドチェンジした様子を一般公開し、木材利用を通じて働
第3回「サザエさん一家の吹き出しコンテスト」で4作品が受賞
全国 表彰
林野庁は、3回目となる「サザエさん一家の“もりのわ”話 吹き出しコンテスト」の優秀作品として4点を選定し、8月19日に発表した。 今回は全国から1,087作品の応募があり、縄乃々香さん(北海道
熊本県などの大雨被害を「激甚災害」に指定へ、林道関係の補助率嵩上げ
熊本県 災害 予算・事業
政府は、8月6日から九州地方などで発生した記録的な大雨による被害を「激甚災害」に指定する方針を決めた。林業関係では、熊本県などで林道の被害が多発しており(トップ画像参照)、国からの補助率を通常よりも
全国知事会のプロジェクトチームが国産木材の需要拡大で重点7項目を提言
全国
全国知事会の国産木材活用プロジェクトチーム(チームリーダー=小池百合子・東京都知事)は、「国産木材の需要拡大に向けた提言」をとりまとめ、8月25日に農林水産省や文部科学省に対して実現を求める要請活動
新たな木育拠点・県営「しがモック」がオープン
滋賀県 森林教育・木育
滋賀県野洲市の県立近江富士花緑公園内で整備が進められていた県営の木育施設「しがモック」が完成し、8月24日にオープンした。施設内の壁や床、什器などにびわ湖材をふんだんに使い、山や琵琶湖といった同県の
2026年度林野庁予算要求は対前年度当初比1割増程度の見通し
全国 予算・事業
林野庁が8月29日に財務省に提出する来年度(2026(令和8)年度)予算概算要求の概要が明らかになった。全体テーマを「2050年ネット・ゼロ等に貢献する『森の国・木の街』の実現に向けた森林資源循環利
「滋賀県森林資源循環協議会」発足、基金を造成し再造林支援
滋賀県 造林・育林 業界団体
滋賀県内の林業関係団体が結束して8月7日に「滋賀県森林資源循環協議会」を立ち上げた。参加団体が拠出する協力金(1口1万円)によって「滋賀県みどりの資源循環再生基金」を造成・運営し、主伐・再造林を行う
「奈良県フォレスター制度」がネットワークを広げる【人を活かす!】
奈良県 採用
森林づくりを主導できる人材を県が直接雇用し、2年間の研修を経て市町村に長期派遣する──全国でも例のない仕組みをつくっている「奈良県フォレスター制度」がスタートから5年を経過し、着実な成果を出してきて
2029(令和11)年の「第79回全国植樹祭」は鹿児島県で開催、45年ぶり2回目
全国 イベント・祭事
国土緑化推進機構は、8月6日に開催した通常理事会で、2029(令和11)年の「第79回全国植樹祭」を鹿児島県で開催することを内定した。同県で全国植樹祭が行われるのは45年ぶり2回目となる。併せて、2
秋田県の再造林面積がほぼ倍増、「50%目標」も突破
秋田県
2022(令和4)年度に「再造林対策元年」を宣言した秋田県の再造林率と再造林面積が順調に伸びてきている。 当初は「2025年までに再造林率50%」の達成を目標に掲げていたが、2023(令和5)
改正製材JAS施行、使用実態を踏まえ合理化図る
全国 木材流通 法律・制度
木材需要の変化などを踏まえて改正された製材JAS(製材の日本農林規格)が7月30日に施行された。構造用製材の曲げ性能に関する基準を変更するなど、ムク(無垢)製材の使用実態に合わせた見直しを行っており
全国知事会が林業振興関係で6項目要望、必要予算の確保を求める
全国 森林経営・管理 都道府県
全国知事会(会長=村井嘉浩・宮城県知事)は、7月23・24日に青森県青森市で「全国知事会議」を開催し、分科会や本会議を通じて国への提言をとりまとめた。林業関係については、次の6点を重点事項に挙げてお
自民大敗で不透明感が増す中、「森の国・木の街」の実現に向け予算要求
全国 予算・事業
林野庁の来年度(2026(令和8)年度)予算要求に盛り込む重点事項が固まった。小泉農相が打ち出した新方針*1を踏まえて、「『森の国・木の街』の実現に向けた森林資源循環利用施策の総合的な展開」(仮称)
森林部署を拡充した神戸市が「森林官」の継続採用を検討
兵庫県 採用
兵庫県の神戸市は、森林関連施策の遂行力を強化するため、「森林官」を継続的に採用することを検討している。 「森林官」の名称は、林野庁の国有林野事業で現場業務にあたる職名(ポスト名)として使用され
「四国の山 写真・動画コンテスト」への参加作品を募集中
四国地方 コンテスト
四国森林管理局は、今年度(2025年度)の「四国の山 写真・動画コンテスト」への参加作品を募集している。「森を切り撮る。未来につなげる」をテーマに、写真部門と動画部門を設け、森林・林業の魅力を伝え、
自衛官の再就職先に農林水産業──全森連らが「申合せ」を締結
全国 採用
防衛省と農林水産省及び全国森林組合連合会など関係団体は、「農林水産業及び自衛隊における人材確保の取組に係る申合せ」を6月6日に締結した。昨年(2024年)12月に「自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新
小坂善太郎・林野庁長官に就任の抱負を聞く
全国 人事
7月1日付けで林野庁長官に就任した小坂善太郎氏(昭和63年入庁・名古屋大林卒、60歳)*1は、7月14日に就任記者会見を行って、当面する課題への対応方針や抱負などを語った。 低層非住宅の木造化