長野県林務部は、全庁的なオフィス改革に併せて、執務室に県産材を使った机や打ち合わせスペースなどを導入した。7月24日から29日にかけて、執務室をウッドチェンジした様子を一般公開し、木材利用を通じて働きやすい空間がつくれることを広くアピールした。


同県では、職員間のコミュニケーションの活性化や業務の効率化を図るため、フリーアドレス化やペーパーレス化などのオフィス改革を進めている。その中で林務部独自の取り組みとして、職員の机の天板を県産アカマツに切り替え、来庁者らとの打ち合わせスペースを県産材によって木質化した。打ち合わせスペースは4つあり、それぞれにカラマツ、アカマツ、スギ、ヒノキを用いて、樹種ごとの“個性”を引き出すようにしている。
(2025年8月1日取材)
(トップ画像=木質化した打ち合わせスペース )
『林政ニュース』編集部
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