滋賀県内の林業関係団体が結束して8月7日に「滋賀県森林資源循環協議会」を立ち上げた。参加団体が拠出する協力金(1口1万円)によって「滋賀県みどりの資源循環再生基金」を造成・運営し、主伐・再造林を行う森林所有者にha当たり1万円を助成して負担軽減を図る。県によると、補助金による支援を加味すると、再造林とその後10年間の保育(下刈りなど)に係る自己負担額は実質ゼロになる。
同協議会を構成するのは、県森林組合連合会(事務局)、県林業協会、県木材協会、県山林種苗協同組合。今後、趣旨に賛同する団体や企業等を募っていくことにしている。
(2022年8月7日取材)
(トップ画像=8月7日に大津市の県林業会館で設立総会を開催した)
『林政ニュース』編集部
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