RINSEI News
林政ニュース
検索結果 行政・その他 統計・調査
外資の森林買収や「盗伐」案件が収束傾向に、“監視の目”が光る
全国 統計・調査
外国資本による国内森林の買収や、いわゆる「盗伐」事案の件数がピーク時よりも減少し、落ち着きをみせてきている。 農林水産省と林野庁が7月19日に公表した最新の調査結果によると、昨年(2023年)
森林調査のDX化加速、日本森林林業振興会が高性能ドローンレーザ導入
全国 業界団体
日本森林林業振興会(東京都文京区、沼田正俊会長)が森林調査事業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化に向けた取り組みを一段と強化している。7月10日に(株)アドイン研究所(東京都千代田区、佐々
最新版『森林・白書』が「花粉と森林」特集 林業振興や多様な森林づくりとの両立描く
全国 統計・調査
政府は、最新版となる2023(令和5)年度の『森林・林業白書』を6月4日の閣議で決定し、公表した。特集テーマは「花粉と森林」とし、スギ花粉症対策を推進しながら林業振興や多様な森林づくりに取り組む方向
全国の森林組合数は607、生産森林組合は2,571に減少
全国 林業 統計・調査
農林水産省は、2022年度の森林組合全国一斉調査結果を4月24日に公表した。同年度における全国の森林組合数は前年度(2021年度)から3組合減の607組合、生産森林組合数は56組合減の2,571組合
ESG投資を木造・木材利用に呼び込め! 林野庁が初の「手引き」作成、普及図る
全国 内装木質化 国
世界的に拡大しているESG投資(注1)などを木造建築や木材利用に呼び込むためのガイダンス(手引き)を林野庁が初めてつくった。木材製品の炭素貯蔵量や建築物のライフサイクル全体を通じた温室効果ガス削減量
国の公共建築物木造化率が100%を達成 2022年度91棟、内装木質化も増える
全国 建設 国
国(中央省庁)が整備する低層公共建築物(3階建て以下)の木造化率が初めて100%を達成した。 国が手がける低層公共建築物を「すべて木造化する」ことは、都市(まち)の木造化推進法*1の前身である
2022年の林業産出額が前年比6.4%増、2020年以降の最高値を更新
統計・調査
2022年の林業産出額が対前年比6.4%増の5,807億円に増え、2000年以降の最高値を更新した。製材用素材などの価格上昇や燃料チップ用素材の生産増などで、木材生産の産出額が伸びたことがプラスに働
林業と木材・木製品製造業の労災保険料率を4月から引き下げ
全国 法律・制度
林業と木材・木製品製造業の労災保険料率が4月から引き下げられる。厚生労働省が設置している労働政策審議会の労災保険部会が昨年(2023年)12月26日の会合で来年度(2024年度)から労災保険料率を見
珠洲市・輪島市等で甚大な森林被害が発生 能登半島地震への対応急ぐ、支援を強化
北陸地方 地震 国
1月1日午後4時10分頃、マグニチュード7.6、最大震度7を観測する「令和6年能登半島地震」が発生し、森林・林業・木材産業の関連分野でも大きな被害が出ている。政府をはじめ関係機関は被災地支援など対応
立木価格の高騰は1年で終息、薪炭林地価格は2年連続微増
全国 統計・調査
昨年(2022年)は一旦上昇した山元立木価格が再び下落に転じた。日本不動産研究所が10月23日に公表した調査結果によると、今年(2023年)3月末時点の山元立木価格(利用材積1m3当たり)は、スギが
ペレット自給率が3.5%に続落、輸入量は440万7,000tに増加
全国 木質バイオマス 統計・調査
林野庁がまとめた木質ペレット(木質粒状燃料)に関する最新の調査結果によると、昨年(2022年)の国内生産量は前年比1.4%増の15万8,000t、工場数は同2工場減の136だった。一方、ペレットの輸
木材自給率が2年連続低下、2022年は40.7% 国産材13年連続増加も、外材輸入が上回る
全国 統計・調査
右肩上がりで推移してきた木材自給率に頭打ち感が強まっている。林野庁が9月29日に公表した最新の「令和4(2022)年木材需給表」によると、同年の木材自給率は40.7%で前年(2021年)より0.4ポ
2022年のエネルギー向け木材チップ量3.3%増、「間伐」由来が続伸
全国 統計・調査
木質バイオマス発電所などのエネルギー用に使われる木材チップ量が増え続けている。 農林水産省がまとめた昨年(2022年)の木質バイオマスエネルギー利用動向調査の結果(8月30日に公表)によると、
2022年の外国資本による森林買収は14件・41ha、2021年から減少
全国 統計・調査
昨年(2022年)の外国資本による国内森林の買収は14件、面積は41haで、一昨年(2021年)の21件・297haから件数・面積ともに減少した。農林水産省が7月18日に最新の調査結果を発表した。
2022年の素材需要量0.5%減、国産材率は85.1%に上昇
全国 統計・調査
農林水産省がまとめた「令和4年木材統計」(6月30日に公表)によると、昨年(2022年)の素材(丸太)需要量は2,595万4,000m3で、前年(2021年)より0.5%減少した。素材需要量の約6割
2022(令和4)年度『森林・林業白書』が「治山」を初特集、気候変動への対応策を示す
全国 災害 統計・調査
政府は5月30日の閣議で、2022(令和4)年度の『森林・林業白書』を決定、公表した。「気候変動に対応した治山対策」について特集し、森林・林業施策全体で災害に強い地域づくりを進める方針を打ち出した。
森林組合数が610に減少も経営状況は好転――2021年度調査
全国 業界団体
農林水産省は、「森林組合一斉調査」の2021年度の結果を4月28日に公表した。同調査は、全国の森林組合と生産森林組合を対象に毎年度行われている。 2021年度の調査結果によると、全国の森林組合
温暖化防止に森林・木材は「不可欠」、IPCCが「統合報告書」公表
全国 統計・調査
国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は3月20日に、地球温暖化に関する最新の研究結果をまとめた第6次評価報告書「統合報告書」を公表した。再植林の推進や木材製品の利用などが二酸化炭素(C
第4期「森林生態系多様性基礎調査」の結果を公表【データ・ファイル】
全国 生物多様性保全 統計・調査
林野庁が全国レベルで実施している「森林生態系多様性基礎調査」の最新の結果が1月31日に公表された。同調査は、国内森林の状態や変化の動向などを把握するために1999年度から続けられており、施策立案や研究
ha20~30本の広葉樹を残して鳥類保全、トドマツ林で調査
北海道 生物多様性保全 統計・調査
森林総合研究所と北海道立総合研究機構林業試験場及びアメリカ地質調査所の研究グループは、トドマツ人工林の伐採を行う際に、広葉樹をha当たり20~30本残すと効率的に鳥類を守れるとする調査結果を2月13
2021年の林業産出額が13%増、5,460億円に 2000年以降で最高、木材生産は32%増
全国 統計・調査
2021年の林業産出額が対前年比13.0%増の5,460億円に増え、2000年以降で最高を記録した。ウッドショックの影響などで国産材の需要と価格が高まり、木材生産の産出額が同32.0%増の3,254
2022年の林産物輸出額が638億円に続伸、木材は527億円で約8割占める
全国 統計・調査
昨年(2022年)の林産物輸出額が対前年比12%増の638億円に増加し、近年における最高値を更新した(財務省貿易統計による)。林産物の輸出額は右肩上がりで増えており、2021年は570億円に達し、昨
輸入ペレットが約5割増、自給率は4.8%に続落─2021年調査結果
全国 木質バイオマス 統計・調査
林野庁がまとめた昨年(2021年)の木質ペレット(木質粒状燃料)に関する調査結果によると、国産ペレットの生産量は前年比4.6%増の15万6,000tだったのに対し、輸入ペレット量は同53.7%増の3
エネルギー用チップ利用量のトップに「間伐」由来 「建廃」を上回る
全国 チップ 統計・調査
木質バイオマス発電所などのエネルギー用に使われる木材チップ量が増えており、とくに「間伐材・林地残材等」に由来するチップの利用量が伸びている。 農林水産省が8月31日に公表した昨年(2021年)