全国の森林組合数は602に減少、経営規模も縮小─2023年度調査

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全国の森林組合数は602に減少、経営規模も縮小─2023年度調査

農林水産省は、「森林組合一斉調査」の2023年度の結果を3月25日に公表した。

同年度における全国の森林組合数は602組合で、前年度(2022年度)より5組合減少した。また、生産森林組合の数は2,499組合で、前年度より72組合減った。合併や解散、組織変更などによって組合数が減少するトレンドが続いている。

組合員の所有森林面積も前年度より7万ha減の1,040万haとなった。また、組合員数は145万5,237人で、前年度を1万525人下回った。

森林組合の経営状況をみると、事業利益を計上した組合は506組合で前年度より21組合減少、経常利益を計上した組合は529組合で同じく24組合減った。当期剰余金を計上したのは541組合で前年に比べ21組合減少した。

全森林組合による総事業取扱高は2,941億6,000万円で、前年度を65億2,000万円下回った。

(2025年3月25日取材)

『林政ニュース』編集部

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