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経済
国産集成材工場の魁(さきがけ)、住田町の三陸木材とランバーが倒産
東北地方 事業経営 事件・不祥事
国産材を使った集成材工場の魁として知られる岩手県住田町の三陸木材高次加工協同組合(菊池良一理事長)と協同組合さんりくランバー(上田昭雄理事長)が7月31日付けで盛岡地方裁判所一関支部へ自己破産を申請
三井住友信託銀行が西粟倉村で「森林信託」を初めて受託
中国地方 森林の新たな利用 市町村
三井住友信託銀行(株)(東京都千代田区、橋本勝社長)が新規事業として取り組んでいる「森林信託」の第1号物件が岡山県の西粟倉村に誕生した。8月1日付けで、同村内に約10㏊の森林を所有する村外地主との間
低コスト再造林と安全教育で全森連と農林中金が共同プロジェクト
全国 林業 業界団体
全国森林組合連合会と農林中央金庫は、低コスト再造林と林業安全教育に関する2つの共同プロジェクトをスタートさせた。 コウヨウザンやコンテナ大苗を活用、3か所で5か年実証事業 「低コスト再造
国有林材の供給調整が原木滞留対策の焦点に 搬出期間延長や見合せなど6月中にも対応方針
全国 国有林
「コロナショック」の影響で木材需要が冷え込み、供給過多になった原木(丸太)が滞留して、材価の下落を招く事態が各地で目立ってきた。林野庁は、今年度(2020年度)第1次補正予算で原木の保管費などへの支
Iターン者+復活製材所を軸に再興図る下北山村【進化する自治体】
近畿地方 木材・木製品製造業
人口わずか900人の奈良県下北山村。最も近い大和上市駅(同県吉野町)からでも車で約2時間半という“超”山村で、今、林業再興に向けた動きが本格化している。牽引役である若い人材と復活した製材所を村ぐるみで
国産広葉樹製材で一頭地を抜く八幡平市の中川原商店【突撃レポート】
東北地方 木材・木製品製造業
国産広葉樹材へのニーズが高まっている。だが多種多様な広葉樹の原木(丸太)を集め、注文に応じて加工し、適時・適量に供給し続けることは至難の業だ。それを実現している会社が岩手県にある。八幡平市の(株)中川
井上雅文・東京大学教授に聞く 林業・木材産業界もSDGsへの対応を急げ!【新春インタビュー】
全国
2015年の国連サミットで打ち出されたSDGs(持続可能な開発目標)への注目度が高まっている。大手企業などが対応を急ぐ中で、林業・木材産業界も取り組みの強化が求められている。では今、具体的に何をすべき
シンボル木造施設を核に「緑の循環」目指す白鷹町【進化する自治体】
東北地方 建設 市町村
山形県中部に位置する白鷹町に真新しい木造建築物が次々と建設され、話題を呼んでいる。国の旗振りもあって、全国各地でモデル的な木造施設が増えているが、同町の場合は単に“箱物”をつくるのではなく、森林整備か
(後編)コンテナ苗100万本へ、岐阜樹木育苗センター【遠藤日雄のルポ&対論】
中部地方 林業
(前編からつづく)2016年度からコンテナ苗の生産を始めた岐阜樹木育苗センター(岐阜県下呂市)は、年間40万本を供給できる体制を整えた。ただし、これから目標の100万本に近づけていくためには、「苗木生
都心一等地にCLTプラスWOOD.ALCの実験的商業ビル【木造新時代】
関東地方 建設
首都トーキョーを走る地下鉄銀座線の外苑前駅から徒歩2~3分の一等地で、床にCLT、壁にWOOD.ALC*1*2を使った商業ビルが建てられている。3月9日に構造見学会を開催したところ「あまりにも参加希望
CLT床版で傷んだ橋を修復、実用化プロジェクトが進む
東北地方 木材・木製品製造業
全国各地で橋のメンテナンスが課題になっている中、床版にCLT(直交集成板)を用いる試みが進んできている。CLT床版はコンクリート製などよりも軽量なので運搬や架設が容易になり、主桁や下部工への負荷も軽
常陸大宮市の「ピサーロ」に木製品、農林中金と茨城県森連
関東地方 林業
農林中央金庫と茨城県森林組合連合会は、常陸大宮市に国産材を使った可動式木製フロア(ウッドコート)と木製版を2月22日に寄贈した。同市は、ひたちおおみや未来創造アクションプランの施策の1つとして、地域
【訃報】成田利典さん
人事
成田利典さん(なりた・としのり=元林業新聞社社長)2月15日にがんのため死去。『林業新聞』を編集・発行し、竹産業の振興などにも尽力した。
岐阜バイオパワー&エナジーが再造林支援、燃料材t当たり20円拠出、県と基金協定
中部地方
木質バイオマス発電事業を行っている(株)岐阜バイオマスパワー(岐阜県瑞穂市、伊藤勇社長)と(株)バイオマスエナジー東海(同、藤村重樹社長)*1は、再造林の費用負担を軽減するための基金を造成する。発電
正会員32社で「大型パネル生産パートナー会」が活動開始
関東地方 建設
大型パネルを使って木造住宅の施工合理化を進めているウッドステーション(株)(千葉市、塩地博文社長、*1、*2)は、テクノエフアンドシー(株)(東京都杉並区、道官陽一郎社長)とともに「大型パネル生産パ
6人のトップリーダーが語る 再造林放棄地ゼロへ、それぞれの対策
東北地方 林業
2月6日に開催された「伐採・搬出・再造林ガイドライン・サミットin鹿児島」*1におけるパネルディスカッションで、東北と九州の森林づくりを担う6人のリーダーが「再造林放棄地ゼロ」に向けた対策を語り合った
(前編)コンテナ苗100万本へ、岐阜樹木育苗センター【遠藤日雄のルポ&対論】
中部地方 林業
半自動式播種機、発芽室等を完備した環境制御型生産施設 遠藤理事長が下呂市乗政の山間地にある岐阜樹木育苗センターを訪ねると、岐阜県の臼井規浩・森林整備課長と同センターの川添峰夫・シニアマネージャ
早生樹革命は可能か? 盛況シンポで論じられたこと【緑風対談】
関東地方 林業
2019年3月4日に東京都内で早生樹の利活用をテーマにした初めての全国シンポジウムが開催されました。コウヨウザンやセンダンなどの新規造林樹種に対する注目度が高まっている中で、どのような議論が交わされた
中国木材日向工場が中径木専門工場を増設 スギ大径木に対応し専用バーカーも導入
九州地方 木材・木製品製造業
国内製材最大手の中国木材(株)(広島県呉市、堀川智子社長)は、宮崎県の日向工場に中径木専門工場を増設する。また、大径木専用のバーカーも導入し、加工能力を一段と高める方針だ。 同工場は、13万坪
熊本県南関町の「バンブープロジェクト」が本格稼働へ
熊本県 特用林産
熊本県南関町で大規模な竹工業化計画を進めているバンブーフロンティア(株)(山田浩之・代表取締役会長)を中心とする企業グループのプロジェクトが本格的に動き出す段階に入った。 同プロジェクトは、竹林の伐採
全国知事会の「国産木材活用プロジェクトチーム」が始動 首都・東京の呼びかけに42都道府県が賛同
全国
全国知事会(会長=上田清司・埼玉県知事)は、新設した「国産木材活用プロジェクトチーム」の初会合を10月11日に東京都内で開いた。同プロジェクトチームは、首都・東京の呼びかけがきっかけとなって発足し、
「ふるさと会津工人まつり」に全国から約2万6,000人!
東北地方 イベント・祭事
「桐の里」として知られる福島県の三島町が主催している工芸品の展示即売会「ふるさと会津工人まつり」が集客力を高めている。1986(昭和61)年に第1回を開催したときの出店数は「20店くらい」(同町地域政
下北山村に製材所が“復活”、大径木を活用し家具にも挑戦
近畿地方 木材・木製品製造業
奈良県の下北山村で、10年ぶりに製材所が“復活”した。休止していた村営の製材所を再整備し、5月1日に開所式を開催。南正文村長は、「チャレンジなくして成功はない。村の92%を占める山林を活用するため、
スギフェンス材で米国マーケットに攻め込む向井工業(愛媛県大洲市)【突撃レポート】
四国地方 木材・木製品製造業
向井工業(株)(愛媛県大洲市、向井一仁社長)と関連会社のムカイランバー(同)は、ユーザーから「いくらでもつくってくれ、いくらでも買うから」と言われる製品の増産を目指している。「つくって」と要請されてい