「ウッドデザイン賞2021」の大臣賞に「URASHIMA VILLAGE」

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ウッドデザイン賞運営事務局は、11月24日に「ウッドデザイン賞2021」の審査結果を発表した。最優秀賞の農林水産大臣賞には、(株)金丸工務店(香川県三豊市)と瀬戸内ビレッジ(株)(同)が手がけた「URASHIMA VILLAGE」が選ばれた。また、新たに「一般社団法人日本ウッドデザイン協会」(隈研吾会長)を設立し、異業種連携で木材利用を推進する母体として活動することも発表した。

 「URASHIMA VILLAGE」は、3棟からなる貸し宿泊施設で、施設内の各所に地域産木材を使っている。地元の11事業者が連携して整備した地域資源と文化を発信する拠点となっており、「多様なステークホルダーの参画、観光やワーケーションとの連動、環境への配慮などあらゆる点で優れた作品」と評価された。

このほか、優秀賞(林野庁長官賞)の9作品と奨励賞(審査委員長賞)の3部門・15作品も選んだ。12月8日に東京都内で開催される環境展示会「エコプロ2021」の中で表彰式が行われる。

(2021年11月24日取材)

(トップ画像=「URASHIMA VILLAGE」の全景)

『林政ニュース』編集部

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