RINSEI News
林政ニュース
検索結果
経済
2021年度『森林・林業白書』がウッドショックへの対応を特集
全国 統計・調査
政府は5月31日の閣議で、2021(令和3)年度の『森林・林業白書』を決定、公表した。木材需給がタイトになっている状況を踏まえ、「2021年の木材不足・価格高騰(いわゆるウッドショック)への対応」と
胆振東部地震を乗り越え新工場稼働!苫小牧広域森林組合【突撃レポート】
北海道 木材・木製品製造業
新千歳空港から車で約1時間半。苫小牧広域森林組合(北海道勇払郡むかわ町、小坂利政・代表理事組合長)の新しい製材工場が5月30日に竣工式を行い、本格稼働に入った。2018年の胆振東部地震で被災した難局を
カラマツ価格上昇で東信木材センターの売上金額が大幅増
長野県 木材流通 業界団体
カラマツ原木(丸太)の供給拠点である東信木材センター協同組合連合会(長野県小諸市)の昨年度(2021年度)の売上金額がこれまでで最高の21億4,500万円に達した。5月30日に開催した第37回通常総
井上・日合連「国産材は国内需要優先で供給を」
全国 合板・LVL 業界団体
日本合板工業組合連合会(井上篤博会長)は、5月30日に東京都内で通常総会を開催した。井上会長は、ロシアの単板輸出禁止について、「月間原木ベースで約4万m3が輸入されなくなる。国産原木のより一層の安定
木青連全国大会を29年ぶりに北海道で開催
北海道 業界団体
日本木材青壮年団体連合会(木青連、東京都江東区)は、5月28日に北海道札幌市で第67回全国会員北海道大会を開催し、全国から約500名が参加した。木青連の全国大会が北海道で行われたのは29年ぶり。4月1
日本特用林産振興会の専務理事に森田一行氏【人事・消息】
全国 特用林産 業界団体
日本特用林産振興会(小渕優子会長)は、5月27日に通常総会を開き、所定の議案を原案どおり承認した。役員の改選も行い、専務理事の山崎信介氏が退任し、後任に森田一行氏(前・全国木材組合連合会常務理事)が
防火規制の緩和、部材の標準化などをCLT議連が「提言」
全国 集成材・CLT
CLTで地方創生を実現する議員連盟(石破茂会長)は、5月26日に東京都千代田区の衆議院第2議員会館で第11回総会を開催した。これまでの取り組みを検証した上で、「中高層建築物の木造化促進についての提言
“鹿角産”にこだわった木製玩具「もりのほうせき」を発売
秋田県 木工品
秋田県の鹿角市(関厚市長)は、森林環境譲与税を活用して木製玩具「もりのほうせき」の製作・販売事業を始めた。「もりのほうせき」は、地場産の広葉樹を中心に1年以上自然乾燥させた木材を加工したバランス積み
目指せ「セーザイ王」! 熊野林星会と三重大学がゲームを開発
中部地方 新商品・新製品
誰でも製材所の経営が体験できる研修用ボードゲーム「セーザイゲーム」が5月13日にリリースされた。開発したのは、三重県熊野市の21業者で構成する熊野林星会と三重大学。競りや木取り、販売といった“木の商
岐阜県版主伐・再造林ガイドライン策定へ、「第4期森林づくり基本計画」スタート
岐阜県 予算・事業
岐阜県は、今年度(2022年度)から新たな「森林づくり基本計画(第4期)」をスタートさせた(計画期間は2026年度までの5か年間)。重点施策のトップに「災害に強い循環型森林づくり」をあげ、「主伐・再
新潟県が新「基本戦略」策定、「“つなぐ”プロジェクト」を展開
新潟県 木材・木製品製造業
新潟県は、新たに策定した「森林・林業基本戦略」の目標達成に向けて、今年度(2022年度)から「“つなぐ”プロジェクト」を全県レベルで展開する。県内の30地区で「森林資源活用プラン」を作成し、森林整備
(後編)ウッドショックにもブレずに合板の可能性を広げる日新グループ【突撃レポート】
中国地方 合板・LVL
(前編からつづく)日本を代表する合板メーカー・日新グループは、原料の8割を国産材に切り替え、月間6万m3強の製品出荷を続けている。コロナ禍など想定外の事態に直面しても、基本的な事業活動に揺るぎはみられ
第15回「世界林業会議」開催、「ソウル森林宣言」を採択
海外 森林経営・管理
FAO(国連食糧農業機関)と大韓民国は、5月2日から6日まで「第15回世界林業会議」をソウルで開催し、141か国から約1万5,000名が参加した(オンライン参加を含む)。同会議は、6年に1回、世界の
未だにくすぶる2.4.5-T系除草剤問題
全国 事件・不祥事
半世紀前に国有林内で使われた「2.4.5-T系除草剤」の処理問題が未だにくすぶり続けている。同除草剤には、製造過程でごく微量のダイオキシン類が含まれていた。ダイオキシン類は、ベトナム戦争時に米軍が使
全国各地に「デジタル林業戦略拠点」創設、予算要求に盛り込む
全国 予算・事業
今年度(2022年度)補正予算と来年度(2023年度)予算要求を睨んだ林政関係の重点事項が固まってきた。新たに「デジタル林業戦略拠点」(仮称)を設けて地域一体となったスマート林業化を推進するほか、森
(前編)設計者の視点から展望する国産材と林業の将来【遠藤日雄のルポ&対論】
東京都 建設
米国発のウッドショック(木材製品不足と価格高騰)にロシア発のウッドショックが重なり、林業・木材産業を取り巻く状況は急変している。原油などの資源高とコンテナ不足、急速な円安の進行によって、海外の森林・木
全日本木材市場連盟の会長に守屋長光・仙台木材市場社長【人事・消息】
全国 木材流通 業界団体
全日本木材市場連盟(西垣泰幸会長)は、5月20日に熊本市内のホテルで第67回定期総会・熊本大会を開催した。任期満了に伴う役員の改選を行い、西垣会長が退任し、新会長に東北支部長の守屋長光・(株)仙台木
日本集成材工業協同組合の理事長に中島浩一郎・銘建工業(株)社長【人事・消息】
全国 集成材・CLT
日本集成材工業協同組合(佐々木幸久理事長)は、5月20日に第51回通常総会を東京都内で開催し、全議案を承認するとともに、役員を改選して新理事長に中島浩一郎・銘建工業(株)社長を選出した。 中島
日本製紙連合会の会長に加来正年氏、常務理事に原田隆行氏【人事・消息】
全国 紙パルプ 業界団体
日本製紙連合会(野沢徹会長)は、5月20日に行った通常総会で役員を改選し、新会長に加来正年・王子ホールディングス(株)会長が就任した。また、常務理事の奥田辰幸氏が退任し、後任に原田隆行氏(前・日本治
全天連が創立50周年記念式典を開く
全国 木材・木製品製造業 業界団体
全国天然木化粧合単板工業協同組合連合会(全天連、松尾和俊会長)は、5月20日に東京都内のホテルで第51回通常総会と創立50周年記念式典を行った。 挨拶に立った松尾会長は、「ツキ板業界はこの50
「林業遺産」に森林鉄道車両群など3件を追加
全国 表彰
日本森林学会(丹下健会長)は、新たに「林業機械化センター保存の森林鉄道車両群と根利森林鉄道遺構」(群馬県沼田市)、「長走風穴種子貯蔵庫遺構」(秋田県大館市)、「旧青森営林局庁舎(現青森市森林博物館)
課題検討部会を新設─全素協・全国造生協が2022年度通常総会開催
全国 素材生産 国有林
全国素材生産業協同組合連合会(日高勝三郎会長)と全国国有林造林生産業連絡協議会(高篠和憲会長)は、5月19日に通常総会を開催し、所定の議案を原案どおり承認した。 全素協は、業界を取り巻く状況が
しいたけの原産地表示改正説明会に約140名参加、関心の高さ示す
全国 特用林産 法律・制度
日本きのこ研究所(群馬県桐生市、森裕美理事長)は、しいたけの原産地表示改正*1に関するオンライン説明会を5月17日に開催し、業界関係者など約140名が参加した。同改正について業界団体等が主催して説明
広島国際大学救急救命学科の学生が「直轄治山」の現場で学ぶ
広島県 森林教育・木育
広島県東広島市にキャンパスを構える広島国際大学の学生が5月17日に同市黒瀬区域で行われている復旧治山事業の現場を訪れ、国土保全や防災対策の重要性について学んだ。 黒瀬区域は、4年前の「平成30