トップリーダーが集結した「木づかいシンポジウム2022」開く、入場料1万円を払い約300人が参加

トップリーダーが集結した「木づかいシンポジウム2022」開く、入場料1万円を払い約300人が参加

木材利用促進月間(毎年10月)の目玉イベントである「木づかいシンポジウム2022」(主催=(株)Speroスペロ)、(株)GiveFirstギブファースト)、全国木材組合連合会)が10月7日に東京・日本橋の室町三井ホール&カンファレンスで開催された。中高層ビルの木造・木質化に取り組んでいる大手企業(施主)をはじめディベロッパー、ゼネコン、商社のほか、建築・設計、木材加工などに関わるトップリーダーらが集結し、「4番バッターが揃ったような豪華なメンバー」(関係者)という声も出る中で、国産材利用の課題と可能性について多角的に意見を交わした。参加するには1万円(前売り5,000円)のチケット購入が必要な有料シンポジウムとして行われ、約300人が会場に足を運んだ。

開会式で野中厚・農林水産副大臣が挨拶したほか、森林を活かす都市の木造化推進議員連盟幹事長の金子恭之氏、CLTで地方創生を実現する議員連盟会長の石破茂氏、元農林水産大臣政務官の下野六太氏など、国会議員も相次いで登壇し、国政レベルでも都市の木造・木質化が重要課題になっていることを強調した。

また、ウッド・チェンジ協議会の隅修三会長が基調講演を行ったほか、林業振興から木材利用、まちづくり、投資、新規ビジネスモデルまで幅広くカバーする7つのテーマを設定し、ウッドデザイン協会の隈研吾会長をはじめとする25名のパネリストがパネルディスカッ...

『林政ニュース』編集部

1994年の創刊から早30年! 皆様の手となり足となり、最新の耳寄り情報をお届けしてまいります。

この記事は有料記事(608文字)です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
詳しくは下記会員プランについてをご参照ください。