「平成30年7月豪雨」で被災した広島県東広島市の復旧治山事業地で、松食い虫被害に抵抗性のあるアカマツの苗木500本の植え付け作業が10月14日に行われた。広島森林管理署が広島国際大学の学生と教職員ら116名の協力を得て実施したもので、豪雨災の復旧現場で植樹が行われたのは初めて。
同署と同大学保健医療学部救急救命学科は、5月に授業の一環として現場見学会を行い、森林の災害防止機能などに関する理解を深めた。同大学は、豪雨災でキャンパスが被害を受けたことなどを踏まえ、同署と連携を深めて、“次代の森林づくり”で協力していくことにしている。
(2022年10月14日取材)
(トップ画像=学生らがアカマツの苗木を植え付けた)
『林政ニュース』編集部
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