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林政ニュース
スギ材の横架材利用促進へ高強度梁仕口 「Tajima TAPOS」の構造見学会を開催
近畿地方 研究
10月30日に兵庫県内の西播磨会場と但馬会場で、スギを横架材として利用するために開発された仕口「Tajima TAPOS(但馬テイボス)」を使った木造施設の構造見学会が開催された。 「Taji
最強のカナダ2×4材に挑むさつまファインウッド【遠藤日雄のルポ&対論】
(株)伊万里木材市場南九州営業所を後にした遠藤日雄・鹿児島大学教授は、藤村要・同社事業計画推進室長の案内で次の目的地・(株)さつまファインウッド(鹿児島県国分市、第487号参照)へ向かった。藤村室長は
セルロースナノファイバーで1兆円産業目指す 産官学でフォーラム設立、2030年までに新市場創出
全国 新商品・新製品
樹木や木材などの植物資源を構成している超極細繊維・セルロースナノファイバー(CNF)の実用化に向けた産官学の連携プロジェクトが動き出した。2030年までに1兆円規模の新市場を創出することを目指し、6
国内初の伐木チャンピオンシップ開催、日本代表が決定
全国 イベント・祭事
5月11日と12日の両日、青森市のモヤヒルズで「WLC2014第1回日本伐木チャンピオンシップ(JLC)」が開催された(全国森林組合連合会主催)。9月にスイスで開催される第31回世界伐木チャンピオン
製材ライン拡充・FITで売電、積極投資の二宮木材【企業探訪】
関東地方 木材・木製品製造業
高品質のスギ中目丸太から平角(梁・桁)をはじめ各種製品を生産している二宮木材(株)(栃木県那須塩原市、二ノ宮泰爾社長・二ノ宮英寿会長)が事業内容を拡充させている。東北自動車道沿いに開設した新工場(第1
農林水産省が「気候変動適応計画推進本部」設置、2015年夏までに対策
全国 環境保全 国
農林水産省は、新たな地球温暖化対策を検討するため「気候変動適応計画推進本部」(本部長=小里泰弘・農林水産大臣政務官)を設置し、4月25日に第1回会合を開催した。来年(2015年)夏に政府全体の適応計
都心の一等地で薪を販売!産地と直結する風見燃料店【突撃レポート】
関東地方 特用林産
首都・トーキョーのど真ん中に、薪屋がある。その店の名は、(有)風見燃料店(東京都中央区日本橋、風見和由社長)。創業80年を迎えようとしている同社は今、繁忙を極めている。首都圏で増えてきたピザ屋など飲食
【訃報】速水勉さん(はやみ・つとむ=前速水林業代表)
中部地方 訃報
生態系に配慮した森林施業や高密路網と機械化の推進など、先駆的な森林経営に取り組んだ前速水林業代表の速水勉さんが2012年9月19日に心不全のため死去した。93歳。葬儀・告別式は9月21日に三重県紀北
小宮山宏・プラチナ構想ネットワーク会長に聞く 年間素材生産1億m3で木材輸出国を目指せ!【インタビュー】
全国
地方自治体や企業、大学などで組織する任意団体「プラチナ構想ネットワーク」(会長=小宮山宏・三菱総合研究所理事長・東京大学総長顧問)が「スマート林業ワーキンググループ」を設置して、林業再生に向けた検討作
日本CLT協会が発足、会長に中島浩一郎氏 銘建工業・山佐木材・レングスの3社で立ち上げ
全国 木材・木製品製造業 業界団体
ヨーロッパで普及しているクロス・ラミネイティド・ティンバー(CLT)を国内で開発・実用化することを目指し「日本CLT協会」が発足した。立ち上げたのは、銘建工業(株)(岡山県)、山佐木材(株)(鹿児島
下川町を「環境未来都市」と総合特区に指定 森林資源の総合活用へ政府が重点支援
北海道 予算・事業
北海道の下川町(安斎保町長)が政府の新成長戦略に基づく「環境未来都市」と総合特区に指定された(昨年(2011年)12月22日付け)。いずれも森林資源を活かした地域振興の提案が評価されたもので、今後、
オガ炭で“ゼロエミション”を先導する兵庫炭化工業【突撃レポート】
近畿地方 特用林産
おが粉を圧縮成型したオガライトを炭化してつくられる「オガ炭」。焼き肉店や焼き鳥店などで使われるプロ向けの工業炭として底堅い需要を持つ。そのオガ炭を生産・販売している兵庫炭化工業(株)(兵庫県宍粟市一宮
過去最高の業績を更新、国有林で躍進する沼田森林業協同組合【突撃レポート】
関東地方 林業
国有林の請負事業体が結集した沼田森林業協同組合(群馬県沼田市)の業績が好調だ。発足から36年目に入り、過去最高水準の事業量をこなし、現場作業員の若返りも進んでいる。(文中敬称略)
松岡農相が自殺、後任に赤城徳彦氏就任 「緑資源機構は廃止の方向で検討」明言
全国 訃報 事件・不祥事
農林水産省が、かつてない激震に揺れている。松岡利勝農林水産大臣が5月28日に自殺し、後任に、6月1日付けで赤城徳彦衆議院議員が就任。緑資源機構談合事件への対応に追われ、省内に動揺が続く中、新たな体制
急転・混沌続く緑資源機構官製談合事件 大臣自殺の衝撃に揺れる霞が関の現状【緑風対談】
全国 訃報 事件・不祥事
まさか自殺とは…、公団の実力者も身を投げる 師と同じ最後を選んだ松岡氏、特有の人生観か 規制改革会議の廃止・縮小提言は現状追認の側面も まじめに働いている人
花粉症データ問題で林野庁室長ら5人処分 調査チーム報告書と再発防止対策も公表
全国 事件・不祥事
林野庁は4月14日、花粉症特別対策事業の実施効果に関するデータの公表に誤りがあった問題*1で、前造林間伐対策室長(現整備課長)ら5人を訓告や厳重注意などの処分にした。併せて、庁内に設置した「業務デー
花粉症データ問題で林野庁室長ら5人処分 調査チーム報告書と再発防止対策も公表
全国 事件・不祥事
林野庁は4月14日、花粉症特別対策事業の実施効果に関するデータの公表に誤りがあった問題*1で、前造林間伐対策室長(現整備課長)ら5人を訓告や厳重注意などの処分にした。併せて、庁内に設置した「業務デー
花粉症対策事業の効果データ公表に誤り 「雄花50%以上減少」の事例は限定的
全国 事件・不祥事
林野庁が2002年度から実施している花粉症特別対策事業(5か年事業、各年度の予算額は6,000〜7,000万円 )の実施効果に関するデータの公表に誤りがあったことが判明した。 問題となったのは
香川県が高知県の除間伐事業に経費支援 早明浦ダム周辺の水源林整備、3か年で
香川県 予算・事業
香川県が高知県内で実施される除間伐事業への経費支援を始める。 香川用水の水源林を保全するため、高知県の嶺北広域行政事務組合を通じた間接補助を、来年度(2003(平成15)年度)から3年間行う。
【第4回】「持続可能」の証明、成る!─速水亨のFSC「森林認証」取得日記─
中部地方 林業
平成11年9月24日 日本オリジナルの認証基準が必要 今日は最終的な審査が行われた。審査は、①持続的経営(5細目)②生態的保護(5細目)③経済的社会的責任(4細目)──の3項目14細目に沿って
速水林業がFSC認証を正式に取得、国内第1号
中部地方 林業
日本で初めて、国際的な森林認証(FSC認証制度)の申請を行っていた三重県の林業家、速水亨氏(速水林業)が、正式に認証を取得した*1。2月14日にカリフォルニアの認証機関SCSから速水氏の手元に通知が
【第3回】激論! 生態系確保と林業経営の狭間で─速水亨のFSC「森林認証」取得日記─
中部地方 林業 統計・調査
平成11年9月22日 公聴会を開催、関係者から意見を聴く 午前中、「パブリック・ミーティング」(公聴会)が実施された。速水林業に対する意見や評価を関係者から聴取するのが目的で、認証審査の中でも
【第2回】「日本初」の壁を乗り越えて─速水亨のFSC「森林認証」取得日記─
中部地方 林業 統計・調査
平成11年3月18日 準備作業スタート、資料の英訳から カリフォルニアのロバート(認証機関SCSのスタッフ)からEメールが届いた。「まだ認証をする気持ちは忘れていないかい」とのんびりしたものだ
【第1回】国際競争に打ち勝つために─速水亨のFSC「森林認証」取得日記─
中部地方 林業
欧米の林業・木材企業が、次々と取得に乗り出している「FSC森林認証」。北欧では、森林組合などが取得したとの事例も報告されている。また、英国では、FSCラベルが貼られた木製品を優先購入する消費者運動が活