RINSEI News
林政ニュース
国有林の新計画実行へ、事業計画など公表 花粉症対策や「効率的施業」モデルなど
全国 予算・事業
林野庁は、国有林野事業に関する今年度(2024年度)の主要取組事項や事業量を4月24日に発表した。昨年(2023年)末に策定した新しい「国有林野の管理経営に関する基本計画」*1を実行に移す初年度とし
【現場ルポ】1年3か月ぶりに“休眠”から醒めた朝来バイオマス発電所
兵庫県 木質バイオマス
一昨年(2022年)12月に稼働停止に追い込まれた朝来(あさご)バイオマス発電所(兵庫県朝来市)*1*2が4月から営業運転を再開した。官民連携の「兵庫モデル」で運営してきた同発電所は、燃料材の調達難な
【譲与税を追う】兵庫県姫路市
兵庫県 税制
「白鷺城」のお膝元で「ふるさと百年の森構想」の実現目指す 「白鷺城」の愛称で親しまれ、「お城人気ランキング」でトップを走り続ける姫路城。400年以上の歴史を持ち、「木造建築の傑作」とも評される
非住宅建築物の木造・木質化を加速!山口市でセミナーを開く
山口県 セミナー・シンポジウム 都道府県
やまぐちの農林水産物需要拡大協議会と山口県建築士会は、3月17日に山口市内で「やまぐちgood wood lifeセミナー」を開催し、非住宅建築物を木造・木質化する意義や今後に向けた課題などについて
「ふるさと文化財の森」に「西会津のキリ」と「阿蘇南郷檜(なんごうひ)」
福島県 造林・育林
文化庁は、3月19日付けで「ふるさと文化財の森」を新たに4か所設定し、林業関係から「西会津のキリ林」(福島県西会津町)*1と「阿蘇南郷檜の森」(熊本県高森町・山都町*2)が選定された。 「ふる
日田木協が日田林工高生の“成長”を支援、独自の制度創設
大分県
大分県日田市の日田木材協同組合(瀬戸亨一郎理事長)は、人材の確保・育成を目的とした独自の支援制度をスタートさせた。 同市内にある県立日田林工高等学校林業科の新入生を対象に、今年度(2024年度
サイプレス・スナダヤが釧路で新工場計画 中部電力と新会社、27年4月稼働目指す
北海道 木材・木製品製造業
愛媛県西条市に本社を置く大手木材企業の(株)サイプレス・スナダヤ(砂田和之社長)が北海道の釧路市内に工場を新設する計画を進めている。同市内の日本製紙(株)釧路工場跡地に構造用集成材などを生産する工場
三井ホームが初の木造6階建て「キャンパスヴィレッジ」を建設
関東地方 住宅市場
三井ホーム(株)は、神奈川県川崎市内に建設した木造6階建て学生レジデンス「キャンパスヴィレッジ生田」(建築主:東急不動産(株))を3月26日に報道陣に公開した。 この物件は、同社が2021年か
住友林業に「業務監理室」、新規事業や再発防止策など担当
関東地方 事件・不祥事
住友林業(株)(東京都千代田区、光吉敏郎・代表取締役社長)は、3月28日に開催した取締役会で、資源環境事業本部に「業務監理室」を新設することを決めた。木質バイオマス発電や森林ファンドなどの事業拡大に
人物月旦・林野庁2024年4月異動の主な顔ぶれ 中部森林管理局長、本庁3課長が交代【緑風対談】
全国 人の動き
森谷氏が“古巣”に復帰、宇野・嶋田・宇山氏と北大勢が続く 森谷克彦氏 宇山雄一氏 山田新管理課長の好きな作家は米澤穂信、整備課長に土居氏 山田裕典氏
2024年度 林野庁人事【データファイル】
全国 人の動き 国
林政部 林政課 林業・木材産業情報分析官(北海道森林管理局根釧東部森林管理署長)目黒剛志 課長補佐・人事総括(管理課管理官・人事管理担当)宮島智幸 経営課 特用林産対策室
(前編)激動の30年を超えて“次”へ、協和木材の戦略【遠藤日雄のルポ&対論】
東北地方 木材・木製品製造業
『林政ニュース』は、今年(2024年)4月で創刊30周年を迎えた。「遠藤日雄のルポ&対論」も2006(平成18)年3月22日発行の第289号でスタートを切って以降、18年間にわたって一度も休むことなく
林業と木材産業を「特定技能1号」に追加、複雑な制度の理解が課題
全国 人の動き
政府は、3月29日の閣議で「特定技能制度」に関する新しい運用方針を決定し、林業、木材産業、自動車運送業、鉄道の4分野を「特定技能1号」に追加した*1*2。併せて、今年度(2024年度)から5年間で外
協定125件に増加、非住宅の木造率横這い 政府の木材利用促進本部が第4回会合開く
全国 建設 国
6省庁で構成している木材利用促進本部(本部長=坂本哲志・農林水産大臣)は、3月26日に4回目の会合を農林水産省で開き、都市(まち)木造化推進法*1に基づく取り組み状況などを検証した。
創刊20年の週刊『チャコールタイムス』が休刊
全国 事件・不祥事
木炭や薪の専門誌である週刊『チャコールタイムス』(愛知県名古屋市、杉山博雅・代表主幹)が3月29日付け発行の第758号で休刊した。2004年9月に杉山博雅氏が何のバックボーン(後ろ盾=スポンサー)も
【譲与税を追う】東京都千代田区
関東地方 イベント・祭事 予算・事業
“林野率ゼロ”もなんのその、森林の多い市町村との連携拡大 東京都千代田区には国会があり、中央省庁があり、大企業の本社などが集まる。日本国家の1丁目1番地といえる特別区だ。人口は6万6,680人
「誰も死なない林業」を目指すベンチャー企業・北相木森水舎【突撃レポート】
長野県 人の動き
労働災害発生率が他産業と比べて一桁高い林業。これでは若い人は集まらない。この現状を変えるべく立ち上がったベンチャー企業が長野県北相木村にある。「誰も死なない林業」を掲げる(株)北相木森水舎(きたあいき
近畿地方で最大規模のジビエ利活用施設が宇陀市にオープン!
近畿地方 事業経営 予算・事業
奈良県の宇陀市内に獣肉利活用施設「UDA GIBIER FACTORY(ウダジビエファクトリー)」(運営:NPO法人宇陀ジビエ推進協議会)が2月29日に竣工し、稼働を始めた。同市によると、近畿地方最
木曽町が新たに「木の産業づくり事業」推進 利用期のカラマツ活かし、一大産地目指す
長野県 事業経営 予算・事業
長野県の木曽町が新年度(2024年度)から大がかりな林業振興対策をスタートさせる。同町の既存事業を再編して、「木の産業づくり事業」を創設し、川上から川下までをカバーする総合的なプロジェクトを展開する
「土佐材」の利用拡大へ品川区と高知県が協定 内装木質化を進め、中高層ビルの木造化も
関東地方 事業経営 市町村
東京都の品川区(森澤恭子区長)と高知県(濱田省司知事)及び高知県木材協会(小川康夫会長)は、3月18日に都市(まち)(まち)の木造化推進法*1に基づく「木材利用促進等に関する協定」を締結した。品川区
(後編)国産2×4材の可能性を広げるウイング【遠藤日雄のルポ&対論】
関東地方 プレカット
(前編からつづく)約12年前から国産2×4(ツーバイフォー)材の利用拡大に取り組んでいるウイング(株)(東京都千代田区、倉田俊行・代表取締役社長)は、日本初のオール国産材2×4住宅を建設し、大径化した
生活クラブ連合会が初の「森林フォーラム」開く、約200人が参加
全国 イベント・祭事
約42万人の組合員を擁する生活クラブ連合会(東京都新宿区、村上彰一会長)は、3月15日に初めての「森林フォーラム」を東京都内で開催し、オンラインを含めて約200人が参加した。 同連合会は、21
【人事・消息】日刊木材新聞社の社長に林二朗氏(56歳)が就任
全国 人の動き
(株)日刊木材新聞社(東京都江東区)の代表取締役社長が3月15日付けで交代した。岡田直次社長が代表取締役会長となり、後任には取締役の林二朗氏が就任した。両氏は、ともに代表権を持つ。林新社長は、196
外国からクリエーター招聘、宮崎&北海道チームが台湾開拓――輸出モデル事業成果報告会開く
北海道 イベント・祭事 業界団体
国内の企業や自治体が連携して木材製品の輸出拡大を目指すモデル事業の成果報告会が3月7日に東京都内で行われた(日本木材輸出振興協会主催)。林野庁補助事業を活用して海外市場の開拓にチャレンジした5つのグ