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林政ニュース
会員数が267社・団体に増加─森林づくり全国推進会議が3回目の全体会合開く
全国 イベント・祭事
設立から3年目に入っている「森林づくり全国推進会議」(会長=櫻田謙悟・SOMPO美術財団理事長)は、10月9日に東京都江東区の木材会館で3回目の全体会合とシンポジウムを開催し、約180人が参加した。
T-FORESTRY(小田原市)に天皇杯、森林空間を活用し年間2万人集客
全国 イベント・祭事
63回目となる今年度(2024年度)の農林水産祭天皇杯(林産部門)に神奈川県小田原市の(株)T-FORESTRY(辻村百樹代表)が選ばれた(10月2日に発表)。所有森林の空間をレクリエーションの場と
衆議院選挙で小里農相が落選、農林関係議員も苦戦を強いられる
全国 人の動き
10月27日に行われた第50回衆議院選挙で政権与党の自民党が大敗を喫し、同党の農林関係議員も苦戦を強いられた。 10月1日に農林水産大臣として初入閣を果たした小里泰弘氏(66歳)は、小選挙区(
東亜建設工業が森林クレジット市場に参入、中国木材と連携
東京都 カーボン・クレジット
東亜建設工業(株)(東京都新宿区、早川毅社長)は、中国木材(株)(広島県呉市、堀川保彦社長)と連携して、森林由来J-クレジット(森林クレジット)の創出・販売事業を始める(10月9日に発表)。同社は海
創立50周年の大川化粧合板工業協同組合が記念式典と植樹・木育事業を行う
九州地方 イベント・祭事
今年(2024年)で創立50周年を迎えている福岡県の大川化粧合板工業協同組合(池末和海理事長、会員22社)は、10月25日に大川市の(有)トマト敷地内で記念式典と植樹・木育事業などを行った。
【訃報】佐藤重芳さん(さとう・しげよし=元全国森林組合連合会会長、前秋田県森林組合連合会会長)
東北地方 人の動き
病気療養中のところ10月23日に死去。79歳。森林組合系統のトップリーダーとして活躍したほか、全国で唯一の「秋田桐市場」の開催などにも尽力した。葬儀は、28日午後1時40分から、秋田県湯沢市田町2丁
【譲与税を追う】京都府綾部市─森林経営管理制度の「特例」を合わせ技で活用し放置林を解消
近畿地方 林業 法律・制度
下着から医療機器まで幅広く扱うグローバル企業・グンゼ(株)の発祥地である綾部市。かつては養蚕のまちとして栄え、海外にも販路を広げて蚕系(シルク)の都とも呼ばれた。その同市が森林環境譲与税の活用で先駆的
木材利用を含め新解釈、真庭市で『バイオマス・マクベス』上演
中国地方 イベント・祭事
シェイクスピアの4大悲劇の1つである『マクベス』を、木材利用を含めたエコロジーの観点から再解釈したツアー型野外演劇『バイオマス・マクベス』が11月17日(日)に岡山県真庭市内で上演される。 観
(前編)デロイトトーマツグループの林業再生構想【遠藤日雄のルポ&対論】
全国 林業
木材価格が低迷しているままでは木を植えても金にならないし、儲からない。だから林業は投資の対象にはならない──これが今までの常識だった。だが、風向きは変わってきている。森林の有する温暖化防止や生物多様性
11月9日に青森大学で東北の自然保育について考えるシンポジウム開催
東北地方 イベント・祭事
日本自然保育学会と自治体ネットワークは、11月9日(土)午後1時30分から青森県青森市の青森大学で公開シンポジウムを開催する。日本自然保育学会第9回大会の中で実施し、「農林業や里山の恵みとつながる東
国産広葉樹の利活用促進へ新プロジェクトがスタート
全国 家具・建具
林野庁は、国産広葉樹の利活用を促進するプロジェクトを新たに立ち上げる。自然保護や円安の影響などで海外から広葉樹材を安定的に輸入することが難しくなっている現状を踏まえ、国内の里山に生育している広葉樹林の
11月15日に「やまなし森づくりフォーラム2024」を東京で開催
関東地方 イベント・祭事
山梨県とやまなし森づくりコミッションは、11月15日(金)午後1時から「やまなし森づくりフォーラム2024」を東京都千代田区の大手門タワー・ENEOSビル1階で開催する。一般社団法人森と未来代表理事
林業と木材産業の「特定技能協議会」が発足
全国 人の動き 法律・制度
特定技能制度*1によって外国人材を林業・木材産業分野に受け入れる際の母体となる協議会が10月9日に発足した。
10月27日に「水都おおさか森林の市2024」を開催
近畿地方 イベント・祭事
水都おおさか森林づくり・木づかい実行委員会は、10月27日(日)午前10時から、大阪市北区の桜ノ宮合同庁舎と毛馬桜之宮公園で「水都おおさか森林の市2024」を開催する。46団体が森や木のワークショッ
【キラリと光るこの会社】(有)岸苗畑(北海道滝上町)
北海道 林業
北海道滝上町で育苗業を営んでいる(有)岸苗畑(岸紘治社長)は、カラマツやトドマツ、クリーンラーチなどの苗木を年間約28万本生産している。道内トップクラスの技術力を有し、全国的にみても一頭地を抜く存在
改質リグニンの量産へ、約22億円を投じ工場(実証プラント)新設
全国 研究
スギを原料とする新素材「改質リグニン」*1*2を量産してコストダウンを図る大型プロジェクトがスタートする。 農林水産省は10月8日、中小企業イノベーション創出推進事業(SBIR)の第2回公募結果を発表
川崎駅前に地域材を活かした「パークレット」オープン
関東地方 イベント・祭事
神奈川県の川崎駅前で、地域材を活用した「社会実験」が10月19日にスタートした。7月1日に市制100周年を迎えた川崎市*1が「全国都市緑化かわさきフェア」の一環として、市役所通りの歩道の一部をパークレ
霧島酒造がJ-クレジットを使い再造林に協力、15年間で7万t購入へ
九州地方 カーボン・クレジット
焼酎のトップメーカーとして知られる霧島酒造(株)(宮崎県都城市、江夏順行社長)は、都城森林組合(同、志々目道夫組合長)及び農林中央金庫(東京都千代田区、奥和登理事長)との間で9月20日に「都城地域の
「山・森・人フォトコンテスト」を初開催、参加作品募集中
全国 コンテスト 業界団体
全国林業研究グループ連絡協議会は、初の「山・森・人フォトコンテスト」を開催する。林業での日々の楽しさや森林の美しさなどを伝える写真(画像データを含む)を広く募り、最優秀賞(林野庁長官賞、1点)などを
下川町の熱電併給発電所が新体制で再出発 北の森グリーンエナジーが安定稼働を担う
北海道 事業承継 事件・不祥事
北海道の下川町で2019年4月から稼働してきた熱電併給型の木質バイオマス発電所が来年(2025年)1月から新たな体制で再出発する。 同発電所は、三井物産(株)(東京都千代田区)と北海道電力(株
西海市産ヒノキを活かす「タイニーハウスデザインコンテスト」への参加作品募集
九州地方 コンテスト
長崎県の西海市は、同市産ヒノキを活用する「さいかいタイニーハウスデザインコンテスト2024」への参加作品を募集している。「観光」をテーマに、タイニーハウス(小さな小屋タイプの家)のデザインのほか、「
「インパクト投資」に対応した木材利用の拡大を─CSRデザイン環境投資顧問の堀江隆一氏がウッド・チェンジ協議会で講演
全国 建設
「民間建築物等における木材利用促進に向けた協議会」(通称:ウッド・チェンジ協議会、会長=隅修三・東京海上日動火災保険相談役)は、9月27日に7回目の会合を農林水産省で開き、CSRデザイン環境投資顧問
11月16日に仙台市で全国育樹祭プレイベント「国民参加の森林づくりシンポジウム」開催
東北地方 イベント・祭事
宮城県などは、第48回全国育樹祭の1年前プレイベントとして「国民参加の森林(もり)づくりシンポジウム」を11月16日(土)午後1時30分から仙台市の東北大学百周年記念会館川内萩ホールで開催する。メイ
(後編)破竹の勢いで日本の山を動かすBPTグループ【遠藤日雄のルポ&対論】
中部地方 木質バイオマス
(前編・中編からつづく)木質バイオマス発電を手がけるバイオマスパワーテクノロジーズ(株)(三重県松阪市、北角強・代表取締役社長)などで構成しているBPTグループは、森林の管理・経営や燃焼灰の再利用など