日本木材輸出振興協会(東京都文京区、山田壽夫会長)は、国産スギを使った2×4材の「ティンバー」でも米国における設計強度が認可されたと3月3日に発表した。これまでにヒノキとスギの2×4材で通常の構造材としての設計強度が認められており*1*2、サイズの大きい「ティンバー」も認可されたことで、国産2×4材輸出の“間口”がさらに広がることになる。
米国では、構造用製材のうち断面の短辺が4インチを超えるものを「ティンバー」と定義しており、非住宅分野の大型建築物などで使用されている。
同協会は、米国オレゴン州立大学と森林総合研究所(茨城県つくば市)の協力を得て、スギの「ティンバー」に関する試験を全国木材検査・研究協会(東京都千代田区)に委託し実施してきた。その結果、1月8日付けで米国製材規格委員会(ALSC、American Lumber Standard Committee, Inc.)から構造材として使用するのに必要な設計強度が認可された。
なお、実際にスギの「ティンバー」を輸出するためには、PLIB(Pacific Lumber Inspection Bureau)など米国の検査機関が格付を行うことが必要になる。
(2026年3月3日取材)
(トップ画像=国産スギ「ティンバー」の設計強度)
『林政ニュース』編集部
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