国産のムク製品で輸入製品と伍していくことの難しさを痛感
2012年に協和木材がスギ集成材の生産を開始したと聞いたとき、正直に言って大きなショックを受けた。国産ムク製品の生産でナンバーワンの企業が方針転換をしたからだ。
私もムク製品で必ず生き残れるという信念を持っていた。住宅用木材の加工・流通で主導権を握ったプレカット工場に対して、海外から輸入される集成材と同等の使い勝手を有するムク製品を納めることを目指してきた。
『林政ニュース』編集部
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