生産者目線から脱却し、エンドユースに合った資源を開発
九州における早生広葉樹の利用、とくにセンダンの商品化が加速するきっかけとなったのは、4年前に九州大学で開催されたあるシンポジウムだった。「国産早生広葉樹を考える」のテーマの下、横尾謙一郎氏や中ノ森哲朗氏などキーパーソンが一堂に会する機会となり、家具の産地・大川での製品づくりにつながった。
このシンポジウムを企画したのが、九州大学教授の松村順司氏。国内外の早生樹に関する研究に、ライフワークとして取り組んでいる。
松村氏は、6月19日に静岡市で開催された「第3...
『林政ニュース』編集部
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