佐賀県伊万里市の伊万里木材コンビナート(伊万里工業団地内)に、最大元口径70㎝まで挽ける大径木製材工場ができる。同コンビナートを構成する西九州木材事業協同組合(伊万里市、石橋正浩代表理事)と中国木材(株)(広島県呉市、堀川智子社長)が地元の伊万里市(深浦弘信市長)と8月2日に立地協定を締結した。西九州木材事業協組が事業主体となり、今年(2022年)9月に新工場の建設に着工し、来年(2023年)9月に竣工する予定。翌10月から操業を始め、スギ・ヒノキの大径木を集成材用ラミナや土台、小割製品などに加工する。操業開始時の年間製材量は15万m3、売上額は24億9,000万円を見込み、2027年度には同18万5,000m3、同34億2,000万円まで引き上げる計画だ。
伊万里木材コンビナートは、原木を集荷する(株)伊万里木材市場(伊万里市、林雅文社長)と製材・加工を行う西九州木材事業協組、集成材を製造する中国木材の伊万里事業所が...
『林政ニュース』編集部
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