国内外から103点の応募、「もりの学校」がゴールドに輝く
新規性のあるアイデアを求めた「アワード」には、国内だけでなく、タイや中国など海外からも含めて計103点の応募があり、建築家やアートディレクターで構成する審査委員会が「ゴールド」、「シルバー」、「ブロンズ」、「ピックアップ」の各賞を選定した。
最優秀賞であるゴールドを受賞したのは、「もりの学校(仮)」。林業やNPO法人、福祉・観光事業などの関係者にプロデューサーやデザイナー、カメラマンらが加わり、「もりの学校」を展開するアイデアを発表した。「こんな森があったらいいよね」という思いを共有し、実現する内容で、すでに北海道札幌市内の森林で環境保全型林業を実践している。これから道内各地に展開することを想定しており、受賞者代表の足立成亮氏は、「僕たちは見られる林業をしている。興味があれば、ぜひ北海道に来て欲しい」と話している。