新「森林・林業基本計画」策定へ、林政審の検討作業が本格化

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来年(2026年)6月の閣議決定を目指す新「森林・林業基本計画」の検討作業が本格的にスタートした。

農林水産省は、9月2日に林政審議会(立花敏会長)を開いて、新計画の変更について諮問した。これを受け、林政審は来年6月まで6回程度の会合を重ねて新計画の案をまとめ、パブリックコメントを経て答申し、6月中に閣議決定する予定。年内は現地視察を含めて森林・林業・木材産業の現状などを関係者からヒアリングし、年明けから目標数値の設定など核心部分の議論に入るスケジュールが描かれている。

(2025年9月2日取材)

(トップ画像=立花敏・林政審議会会長と諮問書を手交する庄子賢一・農林水産大臣政務官(右))

『林政ニュース』編集部

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