しいたけの原産地表示改正説明会に約140名参加、関心の高さ示す

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日本きのこ研究所(群馬県桐生市、森裕美理事長)は、しいたけの原産地表示改正*1に関するオンライン説明会を5月17日に開催し、業界関係者など約140名が参加した。同改正について業界団体等が主催して説明会を行ったのは初めて。

林野庁の塚田直子・経営課特用林産対策室長と消費者庁の松原晃・食品表示企画課指導係長が表示基準見直しの趣旨などを説明し、質問に答えた。

参加者から出た「表示変更は任意か?」という問いには「義務表示」と回答。さらに、「複数の産地から菌床を購入した場合は、購入割合に基づいた表示が必要」と補足した。このほか、包材の枠外への表示について、「消費者目線で産地誤認が起きないことが重要」と強調するなど、実務に役立つやりとりが行われた。

(2022年5月17日取材)

(トップ画像=塚田直子・特用林産対策室長(右端)らが表示基準見直しの趣旨などを解説した)

『林政ニュース』編集部

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