「令和6年能登半島地震」で被災した石川県が9月20日から23日にかけて記録的な大雨に見舞われ、甚大な被害が発生している。
林野庁の近畿中国森林管理局は、同県の森林被害状況を把握するため、24日にヘリコプターによる上空からの調査を2回実施。輪島市町野町、同市門前町浦上、同市尊利地町、同市鳳至町や珠洲市大谷町、能登町黒川などで崩壊地等からの土砂流出が確認された。引き続き、地上からの調査を行って、早期の復旧につなげていくことにしている。
なお、奥能登地区の民有林では国直轄の治山事業*1を実施することにしているが、今回の大雨被害からの復旧を同事業に含めることも検討されている。
(2024年9月24日取材)
『林政ニュース』編集部
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