田島山業がLINEヤフーにCO2を販売 年1,500tを継続、飯野海運とも契約

田島山業がLINEヤフーにCO2を販売 年1,500tを継続、飯野海運とも契約

大分県日田市の田島山業(株)(田島信太郎・代表取締役社長)は、同社が経営・管理している森林が吸収する二酸化炭素(CO2)をクレジット化して大手企業に販売する事業を本格化させた。

10年以上にわたるJ-クレジット売買契約を結んだ田島山業の田島信太郎社長(右)とLINEヤフーの西田修一執行役員

2月15日に、国内最大級のIT企業であるLINEヤフー(株)(東京都千代田区)との間で、毎年1,500tのCO2吸収量を10年以上売買する契約を締結。また、海運業と不動産業を営む飯野海運(株)(東京都千代田区)とも、複数年にわたってCO2吸収量を取り引きする契約を結んだ。両社は、購入したCO2吸収量をカーボン・オフセットなどに利用して、温暖化防止や脱炭素化に活用する。

J-クレジットの販売強化で売り上げ2倍へ、管理森林増やす

田島山業は、日田市中津江村を中心に、受託分も含めて約1,200ha(東京ドーム260個分)の森林を経営・管理しており、森林が吸収したCO2量を国が認証するJ-クレジットにして販売している。森...

『林政ニュース』編集部

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