初めて行われる「林業」の技能検定*1*2に関する試験内容や日程などが明らかになった。実施主体である林業技能向上センターがウェブサイトで発表した。
試験科目、日程、受検資格、受検手数料など決まる
「林業」の技能検定は、育林・素材生産作業に関する知識と技能を評価する国家試験で、1級から3級に分かれて学科試験と実技試験を行い、両方に合格すると「林業技能士○級」と名乗ることができる。このほか、外国人技能実習生向けの技能検定(基礎級)も行う。
初の技能検定は、11月11日(月)まで受検申請を受け付け、来年(2025年)1月25日(土)に学科及び実技筆記試験、2月6日(木)から3月5日(水)までの指定日に実技作業試験を実施し、4月10日(木)に合格者を発表する。
試験会場は、学科・実技ともに愛媛県及び熊本県とし、受検資格や受検手数料などは表のように定めた。同センターは、試験の出題範囲や当日の対応の仕方などに関するQ&Aをウェブサイトに掲載しているほか、問い合わせ窓口も設置している(☎03-4334-7377)。
(2024年10月20日取材)
(トップ画像=林業技能検定の試験日程など)
『林政ニュース』編集部
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