今年度(2024年度)から「森林×ACTチャレンジ2024」に衣替えした脱炭素化等に関するコンテストの結果が9月5日に発表された。
50件の応募があった中から、NPO法人ちば森づくりの会(千葉県千葉市)がグランプリ(農林水産大臣賞)に選ばれた。同会は、地元の行政や森林組合と連携し、管理が行き届かない民有林を対象にして施業計画を策定し、森林整備を計画的・継続的に実施しているほか、イベントや自然観察会などを通じて住民への情報発信も行っている。活動を通じた二酸化炭素(CO2)吸収量は34tと評価された。
また、次の11件が優秀賞を受賞した(括弧内はCO2吸収量)。表彰式は、10月9日(水)午後1時から東京都江東区の木材会館で行う。
森林づくり部門=(株)大林組(東京都港区、74t)▽鹿島建設(株)(同、75t)▽サンデン(株)(群馬県伊勢崎市、6t)▽サントリーホールディングス(株)(大阪府大阪市、60t)▽四国苗販売(株)(愛媛県久万高原町、312t)▽生活協同組合コープしが(滋賀県野洲市、173t)▽(株)ツムラ(東京都港区、28t)▽野村不動産ホールディングス(株)(東京都新宿区、7t)
J-クレジット部門=(株)滋賀銀行(滋賀県大津市)・金勝生産森林組合(滋賀県栗東市、50t)▽ダンロップフェニックストーナメント大会事務局・宮崎県・(株)ExRoad(東京都港区など、1t)▽ヤベホーム(株)(長崎県諫早市)・対馬市(長崎県、28t)
(2024年9月5日取材)
『林政ニュース』編集部
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