日本で初めて、国際的な森林認証(FSC認証制度)の申請を行っていた三重県の林業家、速水亨氏(速水林業)が、正式に認証を取得した。2月14日にカリフォルニアの認証機関SCSから速水氏の手元に通知が届いた。一連の認証審査(Chain-of-Custody)を受けた関連の製材所「塩崎商店」、木工所「ウッドメイクキタムラ」に対しても、近々認証がおりる見通し。
認証の期間は、今年2月から2005年2月までの五年間。昨年9月に行われた審査の結果、オプションとなっていた「生態系保全地域を一年間以内に50ha確保すること」が条件として加えられた。
速水氏は3月中旬ごろに関係者や業界、森林所有者、行政担当者、専門家ら五十〜六十人を招いて報告会を開催する予定。
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『林政ニュース』編集部
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