設立から3年目に入っている「森林づくり全国推進会議」(会長=櫻田謙悟・SOMPO美術財団理事長)は、10月9日に東京都江東区の木材会館で3回目の全体会合とシンポジウムを開催し、約180人が参加した。
同会議の事務局をつとめる国土緑化推進機構の濱田純一・理事長は、9月30日時点で会員数が267社・団体にまで増えていると報告。「最近はカーボンニュートラルと並んで生物多様性保全への関心も高まっている。様々な機会を利用して新規入会を呼びかけ続け、取り組みの輪を広げていきたい」と意欲を語った。
また、コクヨ(株)と東広島市の担当者が最新の活動状況を説明したほか、初めての試みとして高校生によるSDGsアイデア発表も行われた。
(2024年10月9日取材)
(トップ画像=企業による森林づくりをテーマにしたパネルディスカッションも行った)
『林政ニュース』編集部
1994年の創刊から早30年! 皆様の手となり足となり、最新の耳寄り情報をお届けしてまいります。