静岡県は3月28日に、都市(まち)の木造化推進法(改正木材利用促進法)に基づく「建築物木材利用促進協定」を(一社)静岡県建築士事務所協会(静岡市、金丸智昭会長)との間で締結した。同県が民間企業や団体等との間で同協定を結んだのは初めて。
同県は、2016年度から隔年で非住宅分野の木造建築物を顕彰する「ふじのくに木使い建築施設表彰」を実施しているほか、同協会と連携して木造・木質化に関わる建築士・行政職員を対象とした研修会「ふじのくに木使い建築カレッジ」も行っている。今後、両者は、研修内容の充実や県内の木材業者との連携強化などを通じて、県産材の一層の活用促進に取り組むことにしている。
(2023年3月28日取材)
(トップ画像=協定書を取り交わした静岡県建築士事務所協会会長の金丸智明氏(写真左)と静岡県経済産業部農林水産担当部長の櫻井正陽氏)
『林政ニュース』編集部
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