都市の木造化議連が「提言」、国産材の安定供給など求める

全国 内装木質化 木造非住宅

自民党の森林(もり)を活かす都市(まち)の木造化推進議員連盟(吉野正芳会長)は、5月17日に今年(2023年)3回目の総会を開き、政府への要望事項を「提言」としてまとめた。内容は、①木材利用促進本部を中心とした取組の強化、②都市の木造化に向けた環境整備、③木造建築物の設計・施工の担い手の育成及び確保、④国産材の持続的・安定的な供給体制の構築、⑤森林資源の循環利用に向けた国民運動の展開――の5つで、来年度(2024年度)予算等を活用して実現するよう関係省庁に働きかけていく方針を確認した。

(2023年5月17日取材)

『林政ニュース』編集部

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