三重県多気町に木と森の体験施設「kiond(キオンド)」が6月5日にオープンした。家族向けの施設やサービスを展開する(株)カーゾック(三重県鈴鹿市、栗林由幸・代表取締役社長)が運営する。
「kiond」は、複合施設「VISON」の一角にあり、延床面積は757.44m2。木造平屋建てで、内装に尾鷲ヒノキ材や県産ヒノキ材を使用している。全世代型の木育施設を謳っており、ヒノキの遊具や建物と一体化したジャングルジムを活用したアクティビティなどのほか、現役で活躍するプロの木工作家や林業家、アーティストなどによるワークショップも体験できる。「kiond」の支配人は、「見たことのない道具などを使って木と向き合う時間や、日々表情の変わる森を散策していただき、非日常の体験を通じて木や森を身近に感じて欲しい」と話している。
(トップ画像=自然に関する書籍を約1,500冊所蔵するライブラリーカフェ)
『林政ニュース』編集部
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